人間買収【浦.島.坂.田.船.】

買収44 ページ46

A サイド

ここ、どこ、？

私、ベットの上で本を開いて、、


それで、、、

と、ぐるぐると回り続ける言葉を縫い付けているとバサッ、と音が聞こえた。

白い、羽根、、、。

『あ、くま、、さん、？』

目の前にいるのは悪魔だった。

でも、見た目は悪魔ではなくどちらかというと天使だった。

悪魔はこっちを見もせずに駆けて行った。

う「志麻くん！」

手を振りながら走っていった悪魔、、ここでは天使か、、。

天使は"志麻"という男のところに向かった。

し「お前また来たんか〜」

あれは、ゾンビ、？

でも、傷がない。

血もついてない、縫い目もない。

どういうこと、？

う「だって天界つまんねぇんだもん」

ムスッとした天使はゾンビの隣に座って羽根を閉じた。

し「仕事しろや」

文句を言いながらもゾンビは嬉しそうだった。

二人は、知り合いだった？

私はなんでここにいる？

わけがわからなくて二人に近づくがやっぱりこっちを見てはくれない。

私が見えてないの、?

肩に触れようとすると透けて触れなかった。

『なんなの、、、』

わからない、、、けど、これは過去の二人なのかかな、？

賢者は悪魔は最初天使だったと言っていた。

そして、ゾンビは軍人だったとも言ってた。

つまり、これは二人の過去、？

し「なぁ、うらたさん」

風がﾋﾞｭｩｯ、と吹いて二人の髪が揺れる。

う「んー？」

クルッ、とゾンビの方を見た天使はニコニコと笑っていた。

し「俺、戦争に行くことになった」

＿＿＿＿＿＿＿＿

続編に行きますよ〜〜

この小説の続きへ→←買収43

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す