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JMside。




「嫌なら帰りますけど。」





と言いながらドアノブに手をかけるAちゃん。





JM「えー。俺めっちゃ好みなんだけど。」





この子に帰られたら困る。





と思いとっさの行動に出る。





俺は椅子から立ち上がり





彼女に詰め寄る。





そして耳元で





「今日家行くから仕事終わったらまってて?」





と、低い声で囁く。





俺は返事も聞かずにそのまま休憩室を出る。





向かった先はダンス室。





貸し切り状態のダンス室で大音量の音楽をかけ、





流れる音楽に合わせリズムを刻む。









曲が終わる頃には汗だくで体がヘトヘトの状態だった。





マネージャーがいる訳でもないから水もタオルもってきていない。





仕方ない。自分で取りに行くか…






そう思い扉に手をかけようとすると外側から開かれる扉。





扉の奥にはAちゃんの姿。





「お疲れ様です。水とタオルと、着替え。」





そう言うと彼女は俺に水とタオルと着替えを手渡す。





JM「なんでここにいるのさ…」





水を飲みながら問いかけると、





「マネージャーですから。」





と、当然のように帰ってくる返答。





JM「ありがと。とりあえず敬語禁止。あとジミンで呼んで。」





気付けば、他のメンバーより少しでも親近感を湧かせようと必死な俺。





「了解。てか、仕事っていつ終わるわけ。」





タメ語で話せば可愛げのなくなる話し方。





JM「特にこれといった仕事ないから好きな時間に解散できる。」





今日は撮影とかっていう仕事はなくファンミの計画を立てたりしていた。





まぁそれももう終わったからあとは帰るだけ。





まだ昼前だけどね。





「ジミンがどんだけ早く上がっても私の仕事があるだろ。」





JM「Aって可愛い顔して意外と口悪いね。」





口調が男っぽいっていうか?








そういう子ってどんな声で鳴くのか楽しみだよね。





「可愛い子ぶるのだるいんだけど。」





そう言って大きなあくびをするA。





JM「俺が可愛くなるように調教してあげるから安心して。」









そう言って着ていたTシャツを脱ぎ捨てる。

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琉宇(プロフ) - オリフラ外してくださいね (2017年7月11日 11時) (レス) id: 565faf8d91 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たしゅみん | 作成日時:2017年7月11日 0時

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