恋する目黒くん２ (ページ7)

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目黒side

今日行くお客さんは上田さんという人

今日からは俺が活躍していかないと

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

上田「はい」

A「お世話になります、株式会社SJMの石川です」

上田「ああ石川さん、どうぞお上がりください」

A、目黒「「失礼します」」

目黒「はじめまして、今年から上田さんの担当になりました。目黒と申します
よろしくお願いいたします」

上田「目黒くん、よろしくね

ま～～男が見てもイケメンだねえ」

A「いやいや上田さんも負けてないですよ！(笑)」

上田「まいったな～(笑)」

ちょっと怖そうな感じがあったけど
つかみトークでなんとか和んだ雰囲気を確保できた

上田「早速なんだけど今期もSJMさんとこの商品
契約更新させてもらうよ」

A、目黒「「ありがとうございます！」」

目黒「なにか以前と比べてお変わりはないですか？」

上田「うん、特にないよ」

目黒「あ、そ、それはよかったです」

どうしよう、これじゃあ新契約はなしじゃん

A「奥様はいかがですか？」

上田妻「そうねえ、あ、ちょっと私じゃないんだけど
娘の肌荒れがひどくて

塗り薬とか試してみてるんだけど
なかなか良くならなくてね」

奥さんがそう言うと
Aさんは俺をチラッとみて
サンプルが入ったカバンに視線を変えた

目黒「あ、あの

ニキビというのは２パターンあって

毛穴につまった汚れからなるニキビと
内側の体内の乱れからなるニキビがあります

もし塗り薬で効果がないようでしたら
弊社のこのビタミンサプリで内側から治すという方法はいかがでしょうか？

１週間分のサンプルをお渡しするのでお試しされませんか？」

上田妻「へ～、じゃあそのサンプルいただこうかしら」

目黒「はい！ありがとうございます！

このビタミンサプリはニキビだけでなく
健康的にバランスを摂ることにも推奨されてますので
もし娘さんのお体に合いましたら
疲れてるなあって時に飲まれるのもいいかと思います」

上田妻「あらそうなのね
じゃあ娘と話して、もし調子が良くなったら契約させてもらうわ」

A、目黒「「ありがとうございます！」」

無事に俺の契約継続デビューは花開いた

目黒「どうでした？」

A「グッドよ」

目黒「まあAさんの助け舟があったおかげっす」

A「おっ、人に感謝もできるようになって～」

目黒「それは元々できるから！」

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