BLカフェの日常

1日目 ページ3

カランコローン

竜也『おはよーございまーーす』

友樹『おはよーございまーす』

蒼空『お、またお前ら二人で来たのか。』

奏『仲が良いんだね！最高だよ』

折角イケメンなんだから鼻血は流さないで、と竜也が拭く。

竜也『あ、そうそう。今日新しい衣装買ったんだよね。』

この店舗では高校が舞台となっている為、制服で過ごす事が決まっている。

その為、奏は着崩したスーツでそれ以外はワイシャツにセーターを着たり、ネクタイをしたりなど自分好みの制服を着ている。

零斗『お、生着替え？』

竜也『いつも一緒に着替えてるでしょ』

蒼空『竜也、今日はお前の常連客が来るんだろうからちゃんと用意しとけよ』

竜也『あ、そうだね。あの人俺苦手なんだよね…。余裕で鼻血出すから。』

奏『いいじゃん、それだけ竜也が可愛いって事なんだから』

竜也『やーだ。俺は可愛いって言われて鼻血出されるなら、奏とヤ る。』

そう言い、奏の腕に絡む。

奏『えっと、それは嬉しいけど俺って見る専門なんだよね。それと竜也って地味に俺の事嫌ってるんだ…』

竜也『だって奏と前ヤった時下手だったんだもん。見た目の割に』

雷『え、先輩方もうヤったんスか！？』

蒼空『え、逆に雷ヤってないのかよ』

雷『うす！』

友樹『いやいや、止めなさいよ。まだ雷くんはここ来て1ヶ月だろ？』

友樹が真ん中に入り込む。

竜也『友樹、そんな事言ってるけど…俺ここ来て1週間で掘られたよ？友樹に』

蒼空『…は？』

零斗『…いい人ぶってますけど、友樹さんが一番ヤバイっすよ。』

竜也『…まぁ上手だったから許すけど』

雷『いいんスかw』

竜也『いいんだよ。』

零斗『あ、時間ヤベ。俺着替えて来る』

雷『俺も行きます！』

ー数十分後ー

蒼空『開店するぞー』

竜也『はーい。僕は準備万端ですよ♥』

友樹『うわっ、キャラ作りスゲ』

竜也『引かないでくださいよ、友樹先輩？』

可愛い事を自覚しておきながら語尾にはーとを付けるものだからとてつもなく可愛いらしい。

友樹『可愛いなぁ！』

チュ…

蒼空『イチャイチャすんなよー。客に見られたらガチのBLだと思われんだろ』

竜也『もう友樹先輩とは一線を越えちゃったんで良いですよ♥』

奏『何そのセリフ最高じゃん』

竜也『いや真顔で言うなよ。』

雷『先輩、キャラ保って下さいね！？』

竜也『えへへ♥』

零斗『ふっ…w』

蒼空『笑うな…ww』

竜也『気引き締めろ』

二人『ひっ…』

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