実家は太る ページ13
あなたside
新大阪に着き、迎えに来てくれたお父さんの車に乗り込む。
久々やないか！とのんたんに話しかけ、そのまま話し込もうとする体制に入る。
あ「頼むから話し込む前に車出して」
渋々といった感じで車を出すお父さん。
着いたのが夜だったから人は少なかったけど、ここから電車はなかなかきついから迎えに来てくれたのは本当にありがたい。
数年ぶりに実家に着き、妹も帰省していることに気づいた。
あ「あれ、ひまり帰ってきてたんや」
望「ぅえ！？ひまりちゃん！！？？めっちゃおっきなったなぁ！！」
望お兄ちゃんもでかなりすぎやろと話すひまり。
こんなぼーと生きてたお姉ちゃんってほんまに大丈夫？芸能界生きていけそう？と謎に心配される私。
望「でも、Aは昔から真面目やしなんでもこなしてるよ。ドラマもいっぱい出ててさ〜」
母「ほんま望ちゃんはAのこといつも褒めてくれるよな〜感謝しいや。」
あ「してるて。あとお母さんとお父さんにメンバーからこれ預かってる。」
メンバーのみんなも真面目な人多く、私の親へと高級な菓子折りを渡せと言われたもの。
顔を伺うことができひんからせめて、、、と預かってきた。
母「律儀な人たちやね〜」
父「元から好印象やったけど、ほんまにええコたちばっかやな」
あ「えーーお母さん！今日かぼちゃ炊いてたん？食べていい？」
母「いいよ、望ちゃんも食べる？」
望「食べたいです！！！」
帰省して早々、美味しいお酒を空けるお父さん。のんたんに遠慮気味に注ぎ、私にどんどん注ぐ。
あ「のんたんもまぁまぁ飲むで」
父「じゃあ遠慮なく注ぐで！」
望(この家庭で育ったからちゃーたんはお酒強なったんやろな………………)
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作者名：まいち | 作成日時：2023年9月15日 1時
