キミが途中加入【WEST】 (ページ35)

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部屋ページ35

照史side

Aん家に呼ばれ、黙々と棚やかわいいインテリアを組み立てていく。
家入った時から思ったけど、仕事も忙しいからか、かわいい小物も床に直置きしてたりここにこんな置く？ってところに家電を置きまくってる。

あ「あっくん、塗れたんやけどさ～、え。もうこんな組み立てたん？」

嘘やろと言うてるけど、こっちの方がそう言いたい。

照「なんでペンキ塗るのにそんな汚れるん？笑」

あ「え笑そんなに汚れへんもんなん？笑笑笑。」

おっきいものなら全身汚れるもんやけど、小物置き程度やったら俺はならん。笑
でも初めての子ならなるんかなとか思いながら気づいたことがある。

照「もしかしてさ、Aって不器用？」

あ「絶対違うから。めっちゃ否定するわそれは。」

照「なんでなん笑笑笑。そんな汚れへんで俺笑笑笑」

あ「しげ君ならなるやろ」

照「しげはなるな。ていうか自ら汚れに行くやろ」

確かに～って笑いながらAは俺の横にちょこんと座った。
あともう一個組み立てれば終わるで。って言うたら観察するわってじっくり横で見るA。

あ「なぁお昼どうする？食べに行く？」

照「ええな。近くにええのあるん？」

あ「しらん。どこもこの近くのご飯食べたことない。」

照「家出ろ笑笑。開拓がてら食べに行く？」

あ「うーん。作ろか？」

照「ううんっ！大丈夫っ！笑笑笑。」

あ「即答やめてや！」

結局Aのご飯を食わされかけたが、必死にうまそうなご飯を探して食べに行った。
ちゃんと練習してるからな！今度たべて！と念押しされた………………。