キミが途中加入【WEST】 (ページ34)

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あなたside

あ「やっと全部家に届いた…。」

数週間前に買った家具がようやく家に届いた。
あっくんの１日オフ使わせてもらって一緒に組み立てていく。

照「ようけあるやないか。」

あ「この辺は私の記憶にない。のんたんが勝手に買ってきたから領収書小瀧に書き換える。」

初めて自宅に来たのはあっくんでよかったなって思った。
パジャマを脱ぎ捨てて、洗濯が溜まってても何も言わない。なんて安心するんだ。

あ「とりあえず一人でできそうにない物を先に組み立てていきたい。」

照「おっけー。この辺行くか？色変えたい言うてたい言うてたのどれ？」

あ「あ、それは向こうの部屋にある。そのまま塗れるように新聞紙敷き詰めてる。」

ならそれからやなってDIYを先に進めることに。
そそくさと隣の部屋に移動し、新品未開封手付かずのまま放置していたすべてがあらわになった。

照「ほんま買ってそのままやん。俺来てなかったら絶対に一生開けへんまんまやったやろ。笑」

あ「ご名答。これなくてまあまあ苦労したからはやく作ろう。」

ようやく組み立てはじめ、色を塗るまでは怖いから触らんといてと言われた私は、
段ボールや紙などあっくんが動きやすいようにこまめに捨てていくことに。

照「できたから塗っていっていいよ。次組み立ててほしいもん先組み立てるわ。」

あ「ありがとう。他のは向こうの部屋にまとめてるの。あっくんが組み立てやすい物から組み立ててほしいな。」

あ「あ！！！私の下着のところは見ないでね？！」

照「そんなん探してみるかぁ！！笑笑笑なんも散策したりしやんから笑笑笑。」

安心せぇって笑いながらリビングに戻り、各々やることをこなすことに。
初めてのDIYでどれだけ塗ったらいいのかとか全く分からないものだから手探りにも恐る恐る進める。