wn side ページ18
sc「スニョン！！やめろ！」
俺の制服の胸ぐらを掴むスニョンの手にスンチョリヒョンの手が触れた。スニョンはヒョンの手を振り払って再び胸ぐらを掴んだ。
hs「じゃあお前！反論しろよ！なんで反論しないんだよ！！Aよりあの女の方が自分に似合うと思ってんのかよ！！」
何でこうなったのか。それは部活が終わった後に遡る。
部活が終わって部室に入って、着替えようとロッカーを開けた時だ。スニョンが頭にタオルを被ったまま低い声で俺の名前を呼んだ。
wn「なに？」
hs「自分が何してるか分かってんの？」
wn「…俺今日いつも通りだったと思ったけど、何か間違ってた？」
hs「昼休み。キムユジン」
たった2単語だけで分かった。その場で見ていたジュンだけでなく、何故かミンギュたちも顔を上げた。
hs「お前告白されたんだろ、あいつに。挙げ句の果てキスした」
wn「…確かに告白はされたけど、俺からキスはしてない。無理矢理されたんだよ」
hs「それは"お前からしてない"ってだけ。キスしたっていう事実は変わらない」
wn「でもユジンは好きじゃねーよ」
スニョンは顔を上げて、キッと俺を睨みつけた。その瞬間、体をロッカーに押し付けられ鈍い痛みが走った。
sc「スニョン！！やめろ！」
hs「じゃあお前！反論しろよ！なんで反論しないんだよ！！Aよりあの女の方が自分に似合うと思ってんのかよ！！」
こんなに怒りを露わにするスニョンは2年一緒に過ごしてきて初めて見た。何も言えずただ呆然とスニョンを見つめていると、黙っていたジフニがこの重い雰囲気の中で口を開いた。
wz「Aは見てた。お前があの女とキスしてるところを」
wn「見てた…？」
wz「俺はその場に居合わせなかったからよく分かんねぇけど、お前が告白されてた場所は1組の廊下の窓から見えるだろ。ミンギュたちはAとそれを見たらしい」
wn「じゃああの日の昼様子がおかしかったのは…」
jn「平然としていられるか不安だったって、冷静になってたけど、内面はきっと焦ってたと思うよ。ウォヌを誰よりも信じてるのはAなんだから」
不思議の国と呼ばれているがそんな面影はない。ただ優しい顔で言う。いつも
hs「…病人は寂しがるから早く帰ってやりな」
wn「……うん」
ロッカーからカバンを取り出し荷物をまとめ、足早に部室を出た。普段なら絶対走るなんてことしないのに、今は全速力で走っている。
ああ、早く会いたい。
早く好きと伝えたい。
君だけが好きだと。
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鼻のJK(プロフ) - 雨宮さん» コメントありがとうございます！次回作のリクエストでございますね…！ありがたいです(^^)見ただけで色々妄想が膨らんできました！ウォヌくんのお話が終わったら書かせていただきます！ありがとうございます！ (2021年3月6日 10時) (
レス) id: ca3a9bdb52 (このIDを非表示/違反報告)
雨宮(プロフ) - 長文失礼しました！！！！ (2021年3月4日 22時) (レス) id: 5116e7405c (このIDを非表示/違反報告)
雨宮(プロフ) - コメント失礼します！ジュン君とミンハオ君メインの学パロお願いしたいです！！自分チャイナ推しなので、お二人のどちらかと夢主ちゃんお付き合いしてる設定が良いな…と！！９５や９６，９７たちがわちゃわちゃしているのが好きなのでできればだしていただきたい！と… (2021年3月4日 22時) (レス) id: 5116e7405c (このIDを非表示/違反報告)
鼻のJK(プロフ) - チョルズず。さん» リクエストありがとうございます！まずはすんちと夢主ちゃんを仲良くさせます(( (2021年1月2日 23時) (レス) id: ca3a9bdb52 (このIDを非表示/違反報告)
ぱんおしょこら(プロフ) - リクエストに答えていただきありがとうございます！最高でした！鼻のJKさんが書くお話は毎回おもしろくて次の更新を毎回楽しみにしています！これからも頑張ってください！ (2020年12月30日 19時) (レス) id: 289bd76c13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ただの専門学校生。 | 作成日時：2020年10月21日 1時
