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ウォヌがあんなこというから、もちろん授業は集中できず。
体育は苦手じゃないはずなのに派手に転んで膝と肘を擦りむくわ、階段から落ちかけるわ、ぼーっとしてスマホを落とすわで、さすがに心配された。
まだ風邪が治ってないんじゃないかとスニョンたちに言われたが、絶対違うしそもそも風邪は引いていなかった。スニョンとジュンの後ろで
何で待ってろなんて言うのだろう。
これでも恋する乙女なわけで。それに私はよくいる鈍感女とは違う。告白じゃないかとか考えてしまうから面倒くさい。
もしそれで告白じゃなかったら恥ずかしいし悲しい。告白だったら喜ぶけど。あまり過度な期待はできない。
そうこうしているうちにもう放課後になってしまった。帰ってやろうかと荷物をまとめていたら、ウォヌから待ってろよこの野郎の視線が送られてきて結局帰れなかった。
ああ時間よ過ぎないでくれ。
私の願いも虚しく、ちくたくと時計の針は繰り返し進んでいる。予定だとあと20分くらいでウォヌがミーティングを終えて来てしまうのだ。
あと10分。
あと5分。
あと＿＿＿＿
wn「ネヨン、いた…」
「ウォヌ、」
wn「よかった……帰っちゃったかと思った」
「…ウォヌが待ってろって言ったんじゃん」
wn「うん。言った。待っててくれてありがとう」
「ん…」
ウォヌはふぅ、と息を吐いて前の席の椅子に向かい合わせになるように座った。いつも涼しげなウォヌがうっすら汗をかく姿は新鮮で、なんでかきゅんとしてしまった。
wn「ノート、でしょ」
「うん」
wn「あれ俺」
「知ってる。…字がウォヌだもん」
wn「ホントは俺が行きたかったんだけど、ジフナに行くなって言われたんだよ。お前が行くと拗れるからって。そしたらあいつ、もう家の場所を知っててさ。さっさと行こうとしてたから、ノートのコピー押し付けておいたの。ちゃんと届いてた？」
「うん。ありがたく写させてもらった」
wn「それは良かった(笑)」
ジフンは本当、どこまで何を知ってるんだろう。色々助かったけど、一周回って怖くなってきた。
wn「俺が行くと拗れるの意味、わかる？」
「…んーん」
wn「そっか。まあものすごい知りたいわけじゃないからいいんだ。………A、俺ね」
「ん？」
wn「Aのこと好きだよ」
「それ、は……私も、いい友達だと思ってる、よ」
wn「違う、A」
鼓動が、早い。
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ただの専門学校生。(プロフ) - はのはのさん» こちらこそありがとうございました^_^急ぎで書いたのでちょっと面白味ないなと思ったのですがそう言っていただけると嬉しいです！またリクエストお願いします！ (2021年8月16日 21時) (
レス) id: ca3a9bdb52 (このIDを非表示/違反報告)
ただの専門学校生。(プロフ) - はなさん» ありがとうございます！順に作らせていただきます^_^ (2021年8月16日 21時) (レス) id: ca3a9bdb52 (このIDを非表示/違反報告)
はのはの(プロフ) - ピアス開けるお話書いてくれてありがとうごさいます！開けるの渋ってるウォヌ君可愛すぎました！これからも楽しみにしています！お身体に気をつけて過ごして下さい！！ (2021年8月16日 21時) (レス) id: 8a2eec58db (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - いつもおもしろくて楽しいお話をありがとうございます！ウォヌくんと花火大会に行くお話が見てみたいです！ (2021年8月16日 19時) (レス) id: 289bd76c13 (このIDを非表示/違反報告)
ただの専門学校生。(プロフ) - ヤンチャンさん» リクエストありがとうございます！順に書かせていただきますので少々お待ちください！ (2021年7月5日 7時) (レス) id: ca3a9bdb52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ただの専門学校生。 | 作成日時：2021年3月3日 14時
