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私がウォヌを好きになるのには、そんなに時間がかからなかった。
人を好きになるのは初めてではないけれど、ちゃんと付き合いたいって思ったのはウォヌが初めてで。
でも私には告白する勇気はないし、きっとウォヌは"同じ作家が好きな女友達"くらいにしか思っていないんだろうなって思ってたから、この気持ちは高校を卒業してから墓場まで持っていこうと考えていた。
私が諦めることにした1番の理由は、ウォヌがモテていたことだ。
ジュンほどではなかったものの、そのルックスからか同学年、先輩まで広い支持を得ていた。何より顔面偏差値が高いダンス部に所属していることが、私としては非常に厄介だった。
告白されているところを見たこともあったし、クラスの子も何人かウォヌのことが好きだったようで、だいたい一緒にいる私が中継役になることが当たり前だった。
ウォヌへのラブレター、代わりに呼び出してほしいとか、カトクのIDを教えてくれとかいう要求。最後についてはちゃんとウォヌに聞いていた。
その度ウォヌは
wn「…いらない。断っていいよ」
不機嫌そうに答えていた。
ウォヌからの返事を素直に聞き入れる子もいたけど、もちろんその逆もいるわけで。反感を喰らうのはいつも私だった。
あんたもウォヌくんが好きなんでしょ。
お決まりのセリフだった。聞き飽きるくらい言われた。
じゃあ自分で渡せばいいのに。自分で聞けばいいのに。そうすれば面倒なことないじゃん。
まあそんなこと言う勇気なんてないわけで。
私は高校に入学してから初めて学校を休んだ。
母は何も言わず、「卒業できる程度なら休んでもいい」と言って仕事に行ってくれた。
学校には風邪だと偽り、ウォヌたちからの連絡すら返さず休んで3日。
母に夕飯の支度を頼まれてキッチンに立っていた時、家の軽快なチャイムが鳴った。
「はーい………って、え？」
wz「なんだ、元気じゃん」
手を拭いて、何の警戒心も持たず玄関のドアを開けて立っていたのは、コンビニの袋を提げたジフンだった。
「どうして家が…」
wz「ユンギ先生経由ソクジン先生」
「あの人………とりあえず、上がって」
wz「いい。ここで言う」
「言う？」
wz「あ、本当に風邪引いてたら悪いと思って買ったやつだけど、まあ食べろよ」
「え、あ、ありがとう…」
コンビニの袋にはみかんゼリーとプリン、炭酸ジュースが入っていた。
全部私の好きなものだった。
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ただの専門学校生。(プロフ) - はのはのさん» こちらこそありがとうございました^_^急ぎで書いたのでちょっと面白味ないなと思ったのですがそう言っていただけると嬉しいです！またリクエストお願いします！ (2021年8月16日 21時) (
レス) id: ca3a9bdb52 (このIDを非表示/違反報告)
ただの専門学校生。(プロフ) - はなさん» ありがとうございます！順に作らせていただきます^_^ (2021年8月16日 21時) (レス) id: ca3a9bdb52 (このIDを非表示/違反報告)
はのはの(プロフ) - ピアス開けるお話書いてくれてありがとうごさいます！開けるの渋ってるウォヌ君可愛すぎました！これからも楽しみにしています！お身体に気をつけて過ごして下さい！！ (2021年8月16日 21時) (レス) id: 8a2eec58db (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - いつもおもしろくて楽しいお話をありがとうございます！ウォヌくんと花火大会に行くお話が見てみたいです！ (2021年8月16日 19時) (レス) id: 289bd76c13 (このIDを非表示/違反報告)
ただの専門学校生。(プロフ) - ヤンチャンさん» リクエストありがとうございます！順に書かせていただきますので少々お待ちください！ (2021年7月5日 7時) (レス) id: ca3a9bdb52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ただの専門学校生。 | 作成日時：2021年3月3日 14時
