シンパティクシュ

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雄登side







可愛い、









白い花柄のロングワンピースに



グレーの、カーディガンって言うの？
それを羽織っているAちゃん、








龍我が、とてつもなく大きく手を振るから、

Aちゃんも笑いながら
控えめに手を振り返すんだけど……。









うわ、、、めっちゃ可愛い、、









電車に乗っている時は、
あんまり笑った顔が見られなかったから。









なんというか、
彼女が微笑むだけで、周りにふわって

花が咲いているような雰囲気









龍我「おはよう！」



ユキ「おはよう。……の前に、
あなた前髪はねすぎだから。」











と、龍我は、

ユキちゃんに走ったせいで
乱れた前髪を直してもらっていた









飛貴「おはよ」


アミ「おはよー！」









いいな、あーいうの、、


浮所みたいに、俺も好きなら好きって
ストレートに言えたらいいんだけどな、









でも、今いきなり告白って訳にもいかないから









とりあえず第1歩として、


俺も挨拶してみよう、かな、









那須「おはよう、」







振り絞って出した声は
思いのほかかか弱かった









「おはよう、那須くん」






けれど、そんなことは気にせず、

彼女は優しく返してくれる









……ずっと片思いしていた君と


話せる日が来るなんて思ってもみなかった









幸せすぎる、









でも、やばい、


女子との話し方、忘れた、







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