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「・・・僕が、姉ちゃんを殺す。」
そういったのは、黒組 情報処理担当 黒希 優人だった。
『どうして邪魔をするの？もし、あなたが光希を殺すのなら、私が突撃する前でも殺せていたのに。なんで今更。』
優人は顔をあげて、しっかりと喋り始めた。
優「僕は通り魔で両親をなくして、その犯人を姉ちゃんと殺してから、殺し屋になったんだ。本当はすぐにやめたかったけど、僕がいなくなったら、姉ちゃん、泣くだろ？」
たった一人の姉。たった一人の弟。２人で苦しみを乗り越えてきたんだ。
優「だからさ、最後くらいは僕に譲ってくれたって。お前らがいる、今しか出来ないんだ。」
そう言って、刺すような視線を向ける。
優「ねぇ、その通り魔の正体を知ってる？教えてあげるよ。」
優「四宮グループの人間なんだよね。両親を殺されたんだから、姉ちゃんを殺す権利、僕に譲ってよ。」
え？
脳内が追いついてない。四宮グループの人間が、"何もしていない"２人の両親を殺した・・・・。
私、さっきなんて言った？
手あたり次第に人を殺している暴虐グループは、四宮グループの方じゃん。
『・・・っぁ・・・・』
優「その顔は良いってことだよね。じゃあ、お構いなく。」
光希「・・・・え、ゆう、と・・・・？」
光希の感情がこもっていない声が、辺りに響き渡る。
優「・・・四宮グループのお前・・・・聞け、」
赤黒い血が、私の足元までたれてきた。優人は、自分で自分を撃った。もう助からない。
優「っ・・・・四宮グループ、の本邸には起爆装置が、ある・・・僕の両親が・・・仕掛けたもので、それで両親は殺された・・・両親は四宮グループの残虐さに気づいてて、それで・・・」
ごめん、嘘ついた、と優人は言った。
優「だから、お前はその起爆装置を・・・発動させ、組長を殺せ・・・・。これが、僕の両親に対する報いだ・・・・！」
まさか、あの家に起爆装置があっただなんて。知らなかった。
優「起爆装置は・・・・こんな感じのもの。」
ポケットから欠片を取り出す。
『なんで、持ってるの・・？』
配線もちゃんと繋がれ、いかにも"爆発します"という感じが出ている。
もしかして、
優「僕はもう・・疲れたんだ。だから、お前に全部託すことにするよ・・組長を殺せ。それが、僕の・・僕達の願いだ・・・」
光希が、優人の側に近づく。優人の手が、スイッチを押す＿＿＿＿
な「逃げろーーーーっ！！！」
私は一歩も動けなくて。ななもり組長に抱えられながら屋敷の外へ出た。
二人の顔は、幸せそうだった。
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紫月まろ。＠ばか同盟。相方:めんたいこ。(プロフ) - 泣きました(´；ω；｀)更新待ってます。 (10月14日 21時) (
レス) @page10 id: 2bc2556456 (このIDを非表示/違反報告)
わっふるのとっぴんぐ(プロフ) - うわあああ…まじで泣きました…感動系?みたいな感じ好きです…(´；ω；｀) (2023年1月9日 1時) (レス) @page5 id: b8d201f8af (このIDを非表示/違反報告)
点Ｐ（私情で非ログになってます） - 瑠風さん» ありがとうございます(´；ω；｀)これからも頑張ります(*^_^*) (2023年1月1日 21時) (レス) id: 2dc5605606 (このIDを非表示/違反報告)
瑠風 - いつもお疲れ様です‼️これからもがんばってください！なーくんが出てきて嬉しかったです！ (2023年1月1日 20時) (レス) @page5 id: c5f6115cf4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：飴美味しいけど何か？、点Ｐ撲滅隊リーダー兼隊長兼事の発端者 | 作者ホームページ：なし
作成日時：2022年12月27日 16時
