30年経った今でも〜SECOND〜【妖怪ウォッチ】

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トウマ「死者の乗る自転車？」



アキノリ「そう。最近書き込みが増えてるんだ。」



『あー知ってるー。読んだ読んだ。』



ナツメ「水無月ちゃんってほんとに詳しいよね。」



まあはい。



何かとチェックしているもので。



アキノリ「学校の帰りとかに道を歩いていると、


後ろから死者の乗る自転車が近づいてきて、突然襲われるって。」



ナツメ「ええ!?何それ!?」



アキノリ「霊的な何かか…あるいは妖怪の可能性も…。」



「へぇー！そうなんだー!!」



うお!?



ナツメ「ケースケ！」



ケースケ「ま、どうせそんなの、嘘か勘違いのどっちかかと思うけどー？」



トウマ「…大丈夫？」



『うん。ちょっと心臓が飛び出そうになっただけ。』



トウマ「大丈夫じゃないね。」



…いや、ね。



幽霊とか妖怪とか、そういうのには驚かないよ？



でも、こういう…ドッキリ系は苦手なんだよ。



「わああ!!」とか言って驚かされるのが苦手なんだよ。



アキノリ「ケースケも興味あるか？」



ケースケ「え、」



アキノリ「じゃあ入ろうよ！妖怪探偵団！」



ポジティブかww



ケースケ「え、え、あ、い、いや！オレ、姉ちゃんの為に来てるだけだし？


これ以上このカルト宗教的な何かにのめりこむ前に、連れて帰るから！」



ナツメ「はあ？」



『まだ言ってたわけねww』








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