オッパって呼んでよ？ (ページ8)

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親友は女子力高めページ8

貴方side

『う～～～ソヨンーーー』

前の席に座る親友のソヨンを見る

SY「どしたの？A」

くるっと私の方に振り向くソヨン

ふわっと香る女の子らしい香り

ソヨンは女子力が高い

私も女子力あるけど…それ以上だ

料理ができて、裁縫も得意だ

しかも、目がくりっとしていて色白で可愛い！

ジッと見つめているとん？って微笑みながらコテっと首を傾げてる

うわーこれが首コテってやつか！

これが素で私も出せたらな…

無理だと思うけど←

『それより聞いておくれソヨンや…』

SY「なんか今日おばあちゃんみたいね！！」

キャヒヒッと笑うソヨン

笑い方どうにかならんのかねほんとに…

SY「で、どうしたの？Aおばぁちゃん？」

『おばあちゃんじゃないし！まだピッチピチのJKだわ！』

SY「ごめん！ごめん！」

手を顔の前で合わせて謝るソヨン。でも顔は超笑顔

『それでね、聞いてほしい事があるの』

私が話し出すとうんうん！と元気に頷きながら聞いてくれる

ちょっと大袈裟に首を縦に振りすぎてもげそうになってる…

朝からきつめのホラーだね

『私がキムソクジンと双子ってこと知ってるよね？』

SY「まぁね、てか何故にフルネーム」

ソヨンの質問をスルーして話を続ける

『双子なんだけどキムソクジンの方が少し早く産まれたみたいで』

SY「うん。それで向こうがオッパなんだ」

『あ、うん。オ、オッパなんだよね…』

朝のジンオッパって言ってしまった事を思い出し恥ずかしくなり顔が赤くなる

SY「なに？ソクジン君と何かあったの？は！もしかして！あ、あんたまさか！！」

『そういうのじゃないから』

良からぬ事を考えてたであろうソヨンの言葉を完全に否定する

なーんだーつまんねーっと口を尖らすソヨン

『なんかさ、今日おかしいんだよね…』

SY「え？今日？おかしいかな？いつも通りの今日じゃん」

『違う、今日の私なんか変なんだよね…』

SY「んーそーかな？しいて言うならスカートの丈くらいかなー？あと、ぽあぽあしてるくらい」

ぽあぽあ？

『あーうん、ソヨンくらい私、今日は変だと思う』

え！私は変じゃないし！って騒ぐソヨン

SY「ソヨン泣いちゃう…」

スルーをして話を続けようとするとシクシクと嘘泣きを始めた

そうこうしていると大事な事を話せずに予鈴がなり授業が始まった