公安から派遣された最強少女はどうやら寝不足らしい (ページ38)

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彩「…だとしても、体と個性を使いすぎ。」

『いや、私そんなに弱くないし…』

彩「だめです。今日と明日の二日間は、ちゃんと体を休める。」

『…いや、だいじょ彩「だめだって言ってるでしょ！！！！！！」…ハイ』

…大人しく休むことにします。

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で、ゆっくりしようと思ってたんだけど

なぜか目の前に見知った顔がある。

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『…あれ、仕事は？』

隼「休みとった。しばらく有休使ってなかったし。」

『え、なんで？』

隼「彩奈にこっち来いって言われた。」

『え、なんで？』(２回目)

隼「いや、俺もわからない。」

彩「あ、兄さん。わざわざ来てくれてさんきゅ」

隼「おお、お前もアメリカから帰ってきたばっかだろ、おつかれ。」

この二人は仲がいいんだよね、ぎくしゃくしてなくていいなぁ。

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彩「今日は、Aのおやすみデーなんだ」

隼「え、珍しいな」

『個性の訓練しようと思って東京行こうって言ったら、彩奈に無理やり止められて…』

隼「まぁAこの前の襲撃でがっつり個性使ってたもんな。」

『…あれくらいどうってことないのに』

隼「まぁそれは俺らも十分承知なんだけどな。少しは休んだほうがいいぞ。

もしかしたら、まだ発現してない“個性の副作用”が存在するかもしれないからな。」

『…そんなのないって』

彩「いや分からないよ？Aの個性は前代未聞の超希少個性なんだから。

まぁ、本当にそれがあるかはわからないけど」

『…はぁ』

隼「まぁなんだ、とりあえず今日俺はなんで呼ばれたのかだけ教えてくれ。」

彩「えっと、実を言うと久々に３人でゆっくり過ごしたかったっていう…私の私情です……」

……

……

『かわいいなおい』

彩「へ？」

隼「うわ、でた」(小声)

『いやそういうことなら言ってよ休むよ』

彩「いや、言うの恥ずかしかった…」

『何します彩奈さん』

彩「え！？」

隼「…あー俺買い物行ってくるわ」

『あ、私も行く』

隼「は？なんでだよ」

『いや、隼人になんか奢ってもらおうかなって…』

彩「あ、賛成！！兄さんなんか奢ってよ！！」

隼「はぁ！？嫌だよ！！！」

『なんでよ金持ちのくせに』

隼「Aに言われたくねぇよ！！！！」

とりあえず、一瞬キャラ崩壊したけど置いといて

３人でお出かけしようと思います！！！

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