○ ページ17
結果的に、私たちのクラスは二位だった。
一位との差は縮まらず、体育祭は閉会となった。
あの後、クラスメイトの二人である嶌田さん、桐谷さんとは仲良くなった。
すごく気さくで、私のことをいじり倒してくる。
表彰式後、呼ばれたかと思えば連絡先を交換しようと言われた。
連絡先に彼女らの名前が並ぶことになり、軽快な通知音が鳴る。
交換したと同時に彼女らが私の両脇を固め、カメラを向けた。
『お、佐々木さんめっちゃ可愛い。これアイコンにしよっと。な、ええやろ？』
なんて言われてしまえば、頷く他なかった。
普通に、友達(？)ができた。彼女らのコミュニケーション能力に完敗だ。
そして今、佐倉ちゃんにも絡まれている。
｢もー、Aちゃん！私に全然構ってくれんで普通に友達作ってるん！寂しい！｣
｢あはは、ごめん…｣
｢…いいけどさぁ。たまにでいいから一緒に帰ってな？｣
｢うん。もちろん｣
｢じゃあね！また、週明け！｣
二つに結ばれた髪を揺らして駆け出した彼女を見送る。
未だグラウンドに群がる生徒たちを眺めていると、勢いよく肩を抱かれた。
｢何暗い顔してんねん！体育祭終わったばっかで疲れとるんか？｣
｢…コネシマ。元気やね｣
｢いや、そこまで元気やないで。疲れとる。でも、一日充実しとったから満足してるんや｣
｢そっか。｣
｢なんや、佐倉さんやっけ。なんかあったんか？｣
｢あったと言えばあったけど、デリケートな問題やから。何とも…｣
｢そうかそうか。なら聞かんわ。でも、そこまで暗い顔しとったらショッピくん心配すんで！ほら、あそこからめちゃくちゃどす黒いオーラ出しながら近づいて…待て待てショッピくん落ち着け！｣
｢何Aさんに近づいてんすかクソ先輩。ぶっ飛ばしますよ｣
｢翔！仮にも先輩やからぶっ飛ばすなんか言うたらあかんよ。｣
｢…はよ離れてください。彼氏持ちにそんな軽々しく近づくんおかしいっすよ。｣
｢そうやな！すまんすまん！ほな、俺帰るわ！じゃあな！｣
颯爽と走り去る金髪。…台風か？
｢先輩もっすよ。軽々しく触れさせんでください｣
｢ご、ごめん。｣
｢俺もすいません。先輩と同じクラスやったら、もっと一緒におれるのに…｣
｢私が、他の人に靡くことなんてないから。安心してよ。んで、はよ帰ろ？お腹空いた｣
｢…そうっすね。帰りましょうか。｣
少し嫉妬深い彼も、何だか可愛く思えた。
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天井(あまい)(プロフ) - @付きですね…それでも出てきませんなんででしょうか？ (2020年12月31日 14時) (
レス) id: 69217dc78e (このIDを非表示/違反報告)
ちぇる(プロフ) - 天井(あまい)さん» 一応確認なのですが、@付きですかね？IDだけ打ち込んでその下に@付きのプロフィールを押したら出てくるみたいです。 (2020年12月31日 14時) (レス) id: 2136318bfb (このIDを非表示/違反報告)
天井(あまい)(プロフ) - 出てこないです…… (2020年12月31日 14時) (レス) id: 69217dc78e (このIDを非表示/違反報告)
ちぇる(プロフ) - 天井(あまい)さん» お手数お掛けしてすみません。よろしくお願いします (2020年12月31日 14時) (レス) id: 2136318bfb (このIDを非表示/違反報告)
天井(あまい)(プロフ) - そうしたのですが、出てこないんです…もう1回してきます… (2020年12月31日 14時) (レス) id: 69217dc78e (このIDを非表示/違反報告)
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