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｢俺、ほんまに先輩のこと好きなんです。散々あんたの前ではロリとかの話してましたけど、実際好きなんはあんたみたいな人なんですよ。｣
こうも真っ向から言われると、体温が高くなるな。
｢それって、どういう…？｣
｢まず、先輩は性格もいいし、外見も俺すっごい好きですし。家庭的やし。むしろ、惚れへん方がおかしいんですよ。｣
｢んん、めっちゃ褒めてくれるやん｣
｢当たり前ですよ。昔から、誰よりも近くで見てきたんすから。それくらいあんたのこと想ってるんですよ。｣
そっ、かぁ…。そんなに、私のこと見てくれてたんや。
むずむずとするけど、嬉しいなぁ。
｢俺は、先輩と。Aとずっと一緒におりたい。あんたしかおれへん…。｣
ショッピは、私の右手にそっと手を重ねギュッと握る。
握られた手はどんどんと体温を高くして、そのまま体中が熱くなる。
｢A、おれあんたやないと無理や…｣
どんどんとこちらに近づくショッピ。
咄嗟に左手が出る。
｢ま、まって…！余りにも急で理解が追いつかへんし、今の私やったらショッピの気持ちに応えられへん…。｣
｢…はい。｣
｢や、やからさ。いつでもいいねんけど、二人で出かけたりせえへん？｣
｢えっ、それって…｣
｢今までほんまに幼馴染として見てたから、いざ女性として好きですって言われても分からへんもん。それに、ショッピにばっかり背負わせてたらあれかなって思って。｣
まぁ、これ言うてくれたのコネシマやねんけどさ。と付け加える。
どうかなと、逸らしていた顔を彼に向ける。
すると、珍しく首から上を真っ赤にしたショッピが映る。
｢っ…ほんま、先輩には敵いませんね。つまり、デートってことでいいですか？｣
｢あ、うん。そうなる…かな？｣
｢ほんまに、いいんですね？｣
｢う、うん。ええよ。｣
緩められていた手が再び握り直される。
｢じゃあ、俺。先輩に意識してもらえるように頑張るんで。絶対好きになってもらいますからね。｣
｢…余裕そうやね。｣
｢当たり前ですよ。普段から俺モテてますし？かっこいいのは自覚してますよ。｣
｢一言余計。｣
でも、何だか嬉しそうに言うものだから良かったと胸を撫で下ろす。
｢じゃあ、先輩。いつやったら都合いいですか？｣
｢え、うーん。いつでもいいけど…。｣
｢いや、でも先に期末テスト終わってからですね。｣
そういえば、テスト直前か。忘れてた。
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さくら - 下に同じく。説明文で面白いと見た。そして読んで更に面白いと思った。後輩くん好きなんでほんとこの小説神ってます！ありがとうございます！！ (2022年9月20日 17時) (
レス) id: 1fc21789e4 (このIDを非表示/違反報告)
ちぇる(プロフ) - える＠脅威さんが好きです！さん» 随分古い作品なのにコメントありがとうございます！笑 (2022年3月11日 10時) (レス) id: f71e4746a6 (このIDを非表示/違反報告)
える＠脅威さんが好きです！ - 「リアル後輩がむっつりだったので書きます。ごめんね。」で私は面白いと確信を得た。 (2022年3月11日 1時) (レス) id: 2c1cc6224f (このIDを非表示/違反報告)
ちぇる(プロフ) - RURUさん» ありがとうございます！ (2021年1月20日 8時) (レス) id: 2136318bfb (このIDを非表示/違反報告)
RURU - 好k(昇天) (2021年1月20日 6時) (レス) id: cf91128782 (このIDを非表示/違反報告)
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