○寄り道。 ページ24
六時間しっかりと授業を受け、現在時刻は午後三時半。
朝の約束通り、ショッピが来るのを待つ。
ただでさえ、女の子たちからの視線がしんどいのにショッピが来たら更に悲鳴と視線が増えるな。
｢はぁ…。どうしたらいいねん…。｣
｢また浮かん顔してんなぁA。こっちとしてはおもろいけど｣
｢こねしまぁ…、私どうしたらいいんかなぁ｣
｢何がやねん。｣
｢ただでさえ、女の子たちの視線が痛いのにさ？あいつが来たらもっと酷くなるんよ。でも、私ショッピのこと嫌いとかじゃないし幼馴染やし…｣
｢そんな考えとるんやったら自分で動かんとあかんやろ。悩んでても状況は変わらんぞ｣
｢んん〜正論…。確かにそうやけど…｣
｢お前から誘ってやったらええやんか。｣
｢え？何？誰を？｣
｢ショッピくんやん。ショッピくんは少なくともAのこと好きなんやし、応えてやったらええやろ。｣
｢応える…。｣
｢ほら、来たっぽいで。はよ行ったれ！｣
｢あ、先輩。迎えに来たんすけど…、コネシマさんと話してました？｣
｢いや、ううん！特に内容のない話やったからいけるで。帰るんやんね？｣
｢はい。とりあえず歩きながら話しましょ。｣
｢…うん。｣
廊下に残ってる生徒たちの視線は、私たちに向いているがショッピはお構い無しに話しかけてくる。
｢疲れましたね、一日。やっぱ、座学だけやとしんどいっす｣
｢そうやなぁ…。｣
｢あ、そうや先輩。この後時間あります？｣
｢…うん、え？うん。あるけど…。なんで？｣
｢ちょっと、寄り道しませんか。｣
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更新滞ってて申し訳ないです。
多分これめちゃくちゃ長編になると思うので、気長にお待ちください。
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さくら - 下に同じく。説明文で面白いと見た。そして読んで更に面白いと思った。後輩くん好きなんでほんとこの小説神ってます！ありがとうございます！！ (2022年9月20日 17時) (
レス) id: 1fc21789e4 (このIDを非表示/違反報告)
ちぇる(プロフ) - える＠脅威さんが好きです！さん» 随分古い作品なのにコメントありがとうございます！笑 (2022年3月11日 10時) (レス) id: f71e4746a6 (このIDを非表示/違反報告)
える＠脅威さんが好きです！ - 「リアル後輩がむっつりだったので書きます。ごめんね。」で私は面白いと確信を得た。 (2022年3月11日 1時) (レス) id: 2c1cc6224f (このIDを非表示/違反報告)
ちぇる(プロフ) - RURUさん» ありがとうございます！ (2021年1月20日 8時) (レス) id: 2136318bfb (このIDを非表示/違反報告)
RURU - 好k(昇天) (2021年1月20日 6時) (レス) id: cf91128782 (このIDを非表示/違反報告)
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