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私には大丈夫かと言ってくれたトントンさんも、彼らには厳しいようで先に今に通された私はたまたま仕事終わりだったらしいショッピさんに構われている。
shp｢どこ行っとったん｣
『あー、えっと…。うつさんに誘われて近くのショッピングモールに』
shp｢ふーん…。楽しかった？｣
『は、…う、うん。二人にはたくさん買ってもらっちゃった…。申し訳ないなぁって思ってる』
一瞬出かけた敬語に鋭く気づいたショッピさん。だって、年上の人なんだもん…。許して…。
shp｢まぁ、ええんちゃう？あの人らも妹出来たと思ってAに色々してあげたいんよ。ありがたく貰っときや。｣
『…そうなんだ。妹かぁ…』
shp｢貰えるもんは貰っとき。何やったら俺ともまた今度行こな。連れてったるし｣
『あー、うん。ありがとうショッピさん』
未だ名前はさん付けなので、違和感があるがそこは許容してくれているらしかった。
彼と楽しく話していれば、お話が終わったのか少しだけやつれた様子のうつさんとシャオロンさんが戻ってきた。
ut｢は〜絞られたわ…｣
sha｢あんな怒らんでもいいのになぁ｣
『あ、えっとお二人ともすみません…。私のせいで』
ut｢あぁ、ええんやで！俺が誘ったんやし。気分転換なった？｣
『はい、とても楽しかったです』
sha｢ならまぁ、ええよ。楽しめてたんなら俺ら怒られてもなんも思わんしなぁ｣
本当に、この人たちは優しいし暖かいし。ヤクザっぽくない。あまりに優しすぎて、この空間が心地いいと思ってしまう。
ただ、預けられてお世話になっている私がこんなに良くしてもらってもいいのだろうか。
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