太陽 ページ28
一日目から怒涛の修学旅行も終わりを迎え、二日目と三日目のスキー研修は筋肉痛になりながらも、初めての感覚で楽しめた。
四日目は自由探索であのメンバーと市内を回り、たくさん写真も撮った。
楽しかった修学旅行も帰りのバスで終わりだ。
みんな四日間の疲れが来ているのか、バス内はすごく静かでボソボソと小さい声で話している人がいるくらいだった。
終始私の隣に座り続けた捏島くんも疲れているようで、首を左右に振りながら寝ないように耐えている。
『捏島くん、眠いなら寝た方がいいんじゃ…』
｢んん〜…。｣
どうやら彼はどちらかに身を寄せないと眠れないらしく、意地でも起きようとしている。
でも、この感じだともうすぐ落ちそうな気もするしなぁ…。
『あの、捏島くん。もし良ければだけど、肩に頭乗せていいからね』
｢…え？｣
『眠いなら全然使っていいよ？窓に寄りかかったら振動で眠れないだろうし…』
｢ええんか…？｣
眠気が一瞬覚めたのか目を見開く捏島くん。
言っているこちらとしては恥ずかしいので、寝たいなら早めに寄りかかってもらえると助かるのだけれど。
こういう時こそ、強行手段に出た方が良さそうだ。
｢…はっ、え？｣
『い、いいから寝なよ…！』
彼の体を引き寄せて頭を肩に乗せる。素っ頓狂な声を上げる彼を無視して私も目を瞑る。
彼は困惑していた様子だけど、少し経てば静かな寝息が聞こえ始める。
私自身も疲れていて、今にも眠り落ちそうになっていたためその後の記憶は何も無い。
目が覚めたのは捏島くんが私を起こしてくれた時だ。どうやら到着していたようで、バスから降りる。
私はお母さんが迎えに来てくれていたため、捏島くんやシャオちゃんとはそこで別れた。
二年生の行事も残すところ、学年末考査のみだ。
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大阪在住の通行人 - ちぇるさん、物語を書く時はしっかり調べて確認した方がいいと思いますよ... 湿度が高い方が暑いんですよ、しかもやでな？ってなんですか？ やんな？とかよな？が大阪弁的には相応しいと思いますよ。 (2021年7月17日 15時) (
レス) id: a713fe40a0 (このIDを非表示/違反報告)
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