白鳥沢の姉御マネージャー！⑥ (ページ8)

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ふわふわ系女子ページ8

「あ、佐々木」

「蓮が幼児化した〜なんて非現実的なこと言うから半信半疑で来てみたけど……ホントだったんだね〜」

お姉さんは抱っこしてくれた。覚くん達みたいに高くはないけど、柔らかくて、お母さんみたいだった。

「あれ、嫌がんないね〜？」

「そういえば俺らの時も泣かなかったっすね」

「怖くない？」

知らない人だけど……

『怖くない！お姉さんお名前は？』

「きゃ〜かわい〜！私は、佐々木奏音っていうの」

『かのん、ちゃん……？』

「そうそう〜！」

『かのんちゃん！』

「はぁ〜可愛い〜……じゃあお風呂行こっか〜」

『うん！』

「……なんか負けた気分」

「生徒会のどっちかが良かったんだけどな……」

「玉城ちゃんには頼まなかった？」

「だって蓮に薬飲ませた張本人だぞ？何するか分かんないから……」

「あいつも相当な蓮信者だからなぁ……」

「佐々木なら、大丈夫、、だろ……」

「お、英太くんお説教終わった？」

「今回はこのぐらいにしてあげます」

「このぐらいて。英太くん瀕死だケド？」←

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『かのんちゃん！』

「ん〜？」

『かのんちゃんも蓮と友達だったの？』

「！……そうだよ〜私達すっごい仲良いの」

『なかよし……！』

「はい流すから目閉じてね〜」

『ん！』

「(かわい……)」

頭の泡が流れていく。流してもらってお湯に入った。

『かのんちゃんは入らないの？』

「ん〜そうしたいのは山々なんだけどさ〜……生憎私はあっちの寮で入んなきゃなの〜」

"だからごめんね"と言ったかのんちゃんに蓮は"大丈夫だよ！"と返した。