白鳥沢の姉御マネージャー！④ (ページ35)

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御三方ページ35

3日目夜。鍛治くんと斉藤コーチに呼ばれたよっ！悪いことしてないんだけどなっ！←

どうやらコーチはミーティングに行ってたらしくて、そこで明日の動きを確認してたんだってっ！なんで私が呼ばれたかは知らないよっ！←

『なるほど……鍛治くんがなーんか大人しかったのはそういうことかー』

「至って普通だでこすけ」

『前髪ありますー』←

「まあまあ2人とも。……それで、その勉強会(・・・)なんですけど、」

毎度お馴染み"文武両道"！合宿もバレー漬けって訳にはいかないらしい。まあ赤点常連組は勉強しないとヤバいかもな

「烏野の武田先生の提案で、学年別でやることになりました。

1年生は2階ホール。2年生は1階教室。3年生は3階の大会議室です。」

『何時まで？まさか一日中ずっと勉強って訳じゃないよね』

「バレーしに来てんだ。んな訳ねえだろ」

また叩かれたし……暴力反対！！あと地味に優しめなの気持ち悪い！←

『なーる……確かに教え合えるようになればいっか……

で、私には何を任せるつもりで？』

「さすが蓮、話が早くて助かる」

「お前には3学年全部見てやって欲しい」

『鬼畜か』

「他校からも何人か出す予定だが、うちからは蓮に頼みたい。

大変なのは百も承知だ。もちろん自分の勉強を優先してもらって構わないし、他のやつを頼ってもいい。頼まれてくれないか？」

『そー言われるとさぁ……』

断れんのよね……

「お前を信じてる」

『やります』←

チョロいとか言わないでよね。これは条件反射ってやつ(？)

こういうのにはきっちり応えたい派だからさ。やらせていただきます！

『斉藤コーチ、頑張ったらジュース奢って』

「分かってる。頼んだぞ」

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

「なーに話してたの？」

『明日のこと。あと重い』

「平均体重よりは下デスー」

『でもデカい』

「明日は何をするんだ？」

『若利もいたのか。お前らほんと仲良いな』

「マブダチだからね〜若利くん」

「ああ。……天童」

私の頭に顎を乗っけたまま"ん？なぁに"と聞く覚。だから重いって

「……俺もそれがしたい。いいか」

『グフッ‪w‪w若利もそういうこと言うんだな！』

「駄目だったか」

「ぜ〜んぜん？てことで連行〜」

『は？ちょ、私もう寝たい！』

「蓮……駄目か？」

『んグッ……い、いけどさ』

意思弱くね！？←
結局みんなにわちゃわちゃされて死ぬほど眠かった。←