白鳥沢の姉御マネージャー！④ (ページ26)

今日:14 hit、昨日:6 hit、合計:16,733 hit

勝負！ページ26

の前に、パラメーター紹介。

龍上蓮。

パワー3

バネ5(回数制限あり)

スピード4

スタミナ5

テクニック5

頭脳5

とまぁこんな感じ。

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開始はあっちのサーブから。木兎かぁ、威力半端なかったもんなー

でも、

ドっ

『ってぇ……！』

軌道さえ読めればあとは威力吸収でどうにかなる。まあ上がるだけだけど。そこはカバーして欲しいもんだ

あーヒリヒリする。痛え……でも、めっちゃ楽しい！懐かしいこの感触

「！ナイス蓮ちゃん」

「寄越せ」

「俺だぁ！」

「っああムカつく……！」

若利の圧倒的パワーで1点。

「……お前、初見で木兎のサーブ取れんのか？」

『まぐれですけど。今のは調子良かったんですよ』

ていうか木兎のサーブは結構見てきたし。

見ただけで取れるかって言われたらそうでもないけど

『……させないよっ。ワンチ！』

「やっぱ触られんなぁ。さすがのバネや」

『どーも』

「おあっ！」ﾎﾞｯ

おっと乱れたか。でも上げただけ上等

「俺が打ーつ！！」

「しゃあないな」

『……お、入った。ナイスキー』

「あざっす！」

「リエーフ調子乗んなー。龍上も褒めなくていいぞ」

「夜久さん！？」

かわいそ。

さて、その後も試合は続き。

「及川さんっ」

「ふっ」ドンッ

「治くん」

「っ」バシッ

ああ、心地いい。シューズのキュッキュッという音、ボールを打つ音、床に跳ねる音、呼び掛けの声。全部経験してきたものだ。全部覚えてる、懐かしい。楽しい

「蓮ちゃん、次サムのサーブ上がったら俺に上げてくれへん？」

コソッと耳打ちされた。なんでも、俺がサムを倒したい、とのこと。兄弟同士の張り合いに巻き込まないでいただきたいが、チーム戦なためそんなことも言ってられない。使えるもんは全て使う。

「ぐへっ！」バンｯ

『うわ顔面……でもナイス！』

侑は……ここかな

「！ﾆｨ」ドスッ

トン、トントン……ゲームセット。赤チームの勝ち。

「なんでもできるなお前」

『そんなこともないです。出来ないことだってありますよ』

例えばパワー。私もウィングスパイカーだったから打てることは打てるんだけど、如何せん力がない。だからテクニックで攻略してきた。あーパワー欲しいー

「クソツム……！」

「へへーん！どや、俺と蓮ちゃんのコンビ！」

「羨ましいです！」

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