Story9 露天風呂 ページ9
基山「いや、俺で最後です」
貴方「あら...もう全員入ったの」
基山「まぁ、時間も時間ですし。それに皆さん、夕食後には入っていて。俺は長風呂なんで、遅くなりましたけどね。一星くん以外は全員入りましたよ」
貴方「一星...ってロシアから来た選手ね...初日からワイワイするような人でもなさそうだったし...」
基山「ああ、でも岩戸くんが一星くんは部屋でパソコンに集中しているから当分机から離れなそうって言っていたので大丈夫だと思いますよ」
へぇー...パソコンに熱中するような感じなのね...
貴方「あらそうなの。教えてくれてありがとう」
基山「いえいえ、お気になさらず。それでは」
貴方「誰も来ないなら使っちゃおうかしら」
別に禁止されてる訳でもないし...
ー露天風呂ー
貴方「どっかの誰かさんみたいに二度はいる人もいるかもしれないしタオルだけ巻いておきましょう...」
帝国の合宿時、ようやく全員入り終わったと思って深夜で貸切気分露天風呂をしていたら鬼道が夜の練習を終えて入ってきた時はその場で死にたくなるような思いをした。まぁ入っていたお風呂が成分の関係で白く濁っていたのがせめてもの救いだったが...
貴方「...やっぱりお湯の質というのは心身に関係あるのかしらね」
普通にお湯に浸かるよりだいぶ疲れが取れるような気がする。気がする...。
ガチャ
少しボーッとしていて扉があくまで全く人の気配に気づかなかった。
音に過激に反応し即座に振り返る。
扉の前に立っていたのは...一星だった
一星「あっすいません今すぐ...」
貴方「...別にこっちジロジロ見たりしなければいいわよ。こんなこと何度もあったし、慣れちゃったわ」
一星「え、いや慣れたって...」
指摘通り絶対に慣れてはいけない慣れだが...そういう環境にいたら仕方ない、と割り切る
貴方「前の前の所属校がマネージャーまで男で合宿の時にそんなこと何度もあったし、星章の時だってあったわ。ま、私もう体洗い終わってるし...出るわ」
タオルも巻いているし一星の横をサラッと通り抜ける...はずだったが
なにか滑るものがあったのか足を滑らせてしまった
貴方(...この状況は...やばくないかしら...)
一星「...！」
咄嗟に一星が抱え込んでくれた。
一星「神道さん、足元気をつけてくださいよ」
貴方「え、ええ...ごめんなさい、助かったわ」
一星のおかげで助かったけれど...
なんであそこだけ過剰に滑りやすいのかしら...？？
一星「ふふ...」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 48人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Yuki(プロフ) - 水姫さん» ありがとうございます！出来るだけ早く更新できるよう頑張ります！ (2019年3月29日 21時) (
レス) id: 5def7a72e6 (このIDを非表示/違反報告)
水姫 - 凄い面白いです ！早く続きを読みたいです!! (2019年3月29日 21時) (レス) id: c8e9b80948 (このIDを非表示/違反報告)
Yukinko(プロフ) - 一郎太☆さん» ありがとうございます！更新ペースも遅く駄文が多いですがぜひこれからもよろしくお願いします！お友達...！はい是非...！ (2019年3月2日 23時) (レス) id: 5def7a72e6 (このIDを非表示/違反報告)
Yukinko(プロフ) - 未來さん» そうなんですか〜！ぜひ読んでみたいです！ (2019年3月2日 23時) (レス) id: 5def7a72e6 (このIDを非表示/違反報告)
一郎太☆ - この作品を読んでみて、Yukinkoの作品を好きになりました！僕と友達になってください><(僕は女です・・・) (2019年3月2日 18時) (レス) id: 044dccd2bc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
