story63 灰崎の将来 ページ3
診断結果、誰も骨折などはしておらず、代表選考にも影響は出ないそうだ。
そして世宇子vs雷門は、雷門の勝利だそう。
貴方「鬼道、ごめんなさい...貴方の練習期間が...」
鬼道「構わない。俺が好きにやったことだ」
貴方「...そう.....」
ーその頃ー
灰崎「すまない、茜...お前の仇、取れなかった...ごめんな...」
勝てなかった。茜の感情を奪ったあいつらに。
茜「...」
その時、茜が俺の手を握ってきた。
信じられなかった。
灰崎「茜...？分かるのか...？」
ー次の日 星章学園部活時間ー
誰も来ていなかった。私以外。
鬼道は念の為短期入院中。明後日には退院予定だ。
貴方「当たり前よね...」
私は部室を出ようとした。けれど
ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ...
灰崎「やっぱり、お前は来てたんだな。神道」
貴方「...練習したかったけれど...誰もいないものだから」
灰崎「いや、来てるぜ...俺が連れてきた」
水神矢「神道さん、あの...」
貴方「...星章学園は、FFから敗退した」
水神矢「！」
貴方「けれども貴方達、そして私も、勝ち取らなければいけないものがある」
貴方「FFに敗退してもまだ世界があるわ！世界を目指して頑張れるのなら練習しなさい！日本代表に、羽ばたきたいのなら！」
そして私は部室を去った。
ー第4回戦開催時ー
高校生「フィールドの悪魔さんも、落ちぶれたもんだなぁw」
高校生「もうこんなとこ来んなよww弱い癖にw」
灰崎「...」
たまたま見てたテレビ中継。明日人の輝く笑顔を見つめてしまう。
貴方「貴方達、どこの高校かしら？」
高校生「おいおい、神道Aじゃね？」
高校生「マジ？めっちゃ美人じゃん。でもここはお嬢様が来るようなところじゃないぜ？w」
貴方「...名乗る気がないならいいわ。灰崎に手を出すのはやめて」
高校生「Aちゃんがなんかしてくれんなら考えてあげなくもないかなぁ〜ww」
高校生「どーせ鬼道家のとこの御曹司くんとやってんでしょ？いいじゃん別にw」
貴方「...日本語が通じないようね。まぁ、いいわ」
暴風を巻き起こす。そして吹き飛ばす。
高校生「ぐは...ナニモンだ...」
貴方「神道A。さぁ、帰るわよ。灰崎」
灰崎「神道、お前...」
ー星章学園ー
鬼道「帰ってきたか」
灰崎「...鬼道」
鬼道「雷門は決勝進出。が、雷門のキャプテン、道成が入院した」
灰崎「...で？」
鬼道「雷門は今10人。灰崎、率直に言おう」
鬼道「...雷門に入れ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 24人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
