Cross Road -ｸﾛｽﾛｰﾄﾞ-《イナズマイレブン》 (ページ34)

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なぜページ34

なぜ彼らはまた、影山につくのだろうか？
私達が雷門に行くと言った時、応援してくれたじゃないか。本当は辛かったのか？
私の能力じゃ読めない何かがあったのか？

私達は間違いを犯したのか？
正しいと思ってたのに？

分からない。

だから、謝るしかないと思った。
鬼道も即座に察したのだろう。
許してくれないと思うけど、
佐久間達に辛い思いをさせたのは

間違いなく私達だ。

佐久間「その程度で、許してもらえるとでも思ったのか！」
貴方「思ってない。貴方達に辛い思いをさせたのなら悪かった。良かれと思ってやったことが貴方達とって余計だったのなら申し訳なかった」
鬼道「あぁ。だから佐久間、源田。一緒にやり直そう、俺たちのサッカーを」
佐久間「俺たちのサッカーを…？俺たちのサッカーは終わったじゃないか。あの時」
貴方「だからやり直すと…」
不動「佐久間、怒りをぶつけてやれよ」
佐久間「見捨てといて…お前らはどこまでも甘いんだよ！！」
佐久間が思いっきり蹴ったボール。当たったらただですまないだろうが…
リカ「鬼道くん！Aちゃん！」
円堂「お前ら！守ってやるから…！」
貴方「大丈夫だから…」
助けは拒否した。受ける必要があると思った。
だけど、ボールは私と鬼道を狙っている訳ではなく、鬼道のみを狙っている。
と、分かった瞬間
貴方「_____バリア」
まただ。…また、口が自然にこう言った。
それに従うように腕を掲げる
ボールはもちろんそこで止まった
不動「影山が言ってたこと本当なのかよ…ふははは！本当にそうなんだな！笑いすぎで死にそうだぜ」
貴方「…意味がわからない」
不動「知らなくてもいいんだよ、知らなくて。勝手に動いたんだろ？」
貴方「…あんまりふざけたこと言ってると…怪我するよ？」
脅し程度の氷柱を不動の周りに出す
不動「おお、怖い怖い。でも生憎、ご自慢の能力は俺には通用しないぜ？なぜなら…」

______俺は反能力者だからな。

不動はそう言い、氷柱を消す
影リカ「反能力者…！」
貴方「……相当な厄介事に巻き込まれたわね、佐久間、源田」
佐久間「力こそすべて！強ければそれでいい！」
リカ「強さを求めた結果が昔の帝国学園でしょ！」
佐久間「お前らも、昔の優越感は最高だっただろう？」
鬼道「今は違う！」
不動「佐久間、諦めろよ。今のこいつらには伝わらない」
佐久間「憎しみは勝利の喜びで埋めるしかない。お前らには負けを味わってもらう！」

なぜ、分かってあげられなかったのだろうか