特訓 ページ16
貴方「…えー…これどう…？」
あまりこういうのには乗り気になれない
リカ「やり方が分からないの？」
貴方「いや…パッと見で分かったんだけども…」
リカ「パッと見で分かるんだね…」
貴方「やったことないから…」
吹雪「やったことなくてもやり方さえ間違えなければ怪我とかはしないよ」
貴方「そ、そうなの…」
まぁ…やるしかないか
貴方「おっと…」
なるほど、バランスを取ることが重要なのか。意外と簡単だった。回転とかできるのかな…？
吹雪「あの子、ほんとに初めて…？」
鬼道「ただの器用貧乏だ。気にするな」
吹雪「空中一回転とか初心者じゃ絶対無理なんだけど…」
円堂「確かにあれはすげぇな」
リカ「私も負けないようにしなくちゃ！」
影リカ「勝ち負けとかないし、空中一回転だけは絶対にやめとけよ…」
リカ「えー」
影リカ「Aがいるから怪我に関して甘くなってるのかもしれないが、Aにも負担かかるからな。無理はしない方がいい」
リカ「分かったよ…慣れたらいいよね？」
影リカ「慣れたらな」
円堂「俺も一回転したいな！」
鬼道「辞めておけ…絶対怪我しそうだ」
円堂「う…」
吹雪「じゃあ安全で楽しい特訓があるけどやる？」
円堂「やるやるやる！」
貴方「興味があるわね」
リカ「楽しいの？！」
吹雪「じゃあみんな、用意よろしくー！」
白恋生徒「了解！」
染岡「…」
貴方「…はぁ」
ー数分後ー
円堂「なんだこれ…」
貴方「たしかに安全だけど…」
それはコースに雪玉が縦横無尽してる状態だった
吹雪「雪玉ならあたっても痛くないしね」
円堂「それじゃあ早速やってくる！」
と、円堂は言い、ダッシュでやってきたが…
5秒後には
円堂「うわあああ」
貴方「…やっぱりか」
全員チャレンジしたが
全員「これは無理だわ」
貴方「それにしても染岡はやらないのかしらね…」
鬼道「豪炎寺のことだろうな」
円堂「俺、話してくる！」
ーコースの外れー
染岡「…」
円堂「染岡、みんなで特訓しようぜ！なぁ！」
染岡「なんで豪炎寺がいないのに、そんなに平然といられるんだ！代わりと一緒にいれるんだ！」
貴方「私達は豪炎寺の代わりといるわけじゃない」
染岡「あぁ？」
リカ「豪炎寺君は豪炎寺君、吹雪君は吹雪君でしょ？」
染岡「でも！」
貴方「じゃあ豪炎寺が帰ってくるまで、私たちは何も成長しないでいるの？！」
円堂「そうだぜ！豪炎寺はきっと強くなって帰ってくる！だから…」
染岡「円堂…」
円堂「だから練習、しようぜ！」
染岡「…ああ！」
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作者名：Yukinko･ガマ花 x他1人 | 作者ホームページ：なし
作成日時：2018年3月17日 21時
