[夢色パティシエール]お菓子も恋も甘くなくちゃ！ 5

優雅な時間 ページ18

貴「ここ来てみたかったんだよね〜！」

私はフランスで有名なショコラティエのお店に訪れていた。

シ「ここに住んでた時は来なかったの？」

貴「ん？食べたことはあるけど来たことはないかな。なんかさ子どもがズケズケと入りにくくない？」

ソ「まあ、確かに気楽には入れねーな。」

外観、すごく綺麗。黒く輝くお店、看板は金色の文字。シンプルかつ人目を一瞬で奪う外観だ。私は今日初めて足を踏み入れた。

貴「わぁ」

中は外観より素敵だった。チョコレートの匂いが店いっぱいに充満し沢山の種類のチョコレートがあった。

ソ「すげー、あのボンボンショコラ美味しそう」

私は一つ一つ見て回った。しかし、夢中になりすぎて人にぶつかってしまった。

貴「あ！すみません！」

樫「あれ？A」

貴「樫野！なんでここに」

樫「俺はここにクーベルチュールを見に来たんだ」

貴「ふふ、樫野らしい」

樫「Aは？」

貴「私は昔からこの店に憧れてて始めてきたんだ」

樫「そうか、俺もこの店はほんとにオススメだぞ」

貴「うん、雰囲気がすごく好き…ねぇ！ここでチョコレート買ってどこかで食べようよ！」

樫「お、おお」

私と樫野はボンボンショコラを買ってお店をでた。

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