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「Aちゃん！Aちゃんのおかげでもうほぼ完売だからもう遊んできていいよ！」
貴「え！ほんとに！ありがとう！」
私は制服に着替えてから千冬くんを探した。
どこだろう。千冬くん。
思いついたのは屋上しかなく、私は気がついたら屋上まで来ていた。
ドアを開けると光に浴びてキラキラと光る髪の毛。
黄昏れるように立っていた。
貴「千冬くん」
千「あ、もうお店はいいの？」
貴「うん！一緒に回ろう！」
小走りで千冬くんの元に駆け寄って、頬が緩む。
やっと回れる。夢にまで見た好きな人との文化祭巡り。
千「あれ、可愛かったのに着替えちゃったのか。残念」
貴「か！か、可愛いだなんて・・・あれは目立つから」
ええ〜、なんで千冬くん。
今日は甘々だよ！
いつも優しいけど、甘々過ぎるよ。
私、心臓持つのかな。
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作者名：藤りあ | 作成日時：2021年9月9日 16時
