結局頼りになるのは… ページ46
私はその後、麻里の部屋に訪れた。
麻「A！」
麻里と会うのはあの日以来だ。
ハ「まぁ、ずぶ濡れじゃない！今すぐタオル持ってくるわ！」
麻「お願いねハニー。どうしたの？A」
貴「…………」
麻「A？」
ソ「さっきから俺達が問いかけてもこの状態なんだ」
シ「きっと、昼間のことが」
麻「……A、そこは濡れるわ。さ、はいって今すぐ暖かいハニーミルク入れるから」
私は麻里に促されるまま部屋に上がった。
麻里に通されたのはグランドピアノがあるリビングだった。
ハ「これ、タオル。使って」
シ「ありがとう、ハニー」
シュガーが私の代わりにタオルを受け取り、ソルトと一緒に私の冷えきった体を拭いてくれた。
麻「ハニーミルク、暖まるわよ」
麻里は私の前に座り、ハニーミルクを差し出す。けど、私は受け取らなかった。
ソ「A…」
麻「風邪ひくわ、とりあえず飲んで、ね？」
私は濡れて重くなった手を動かし、ハニーミルクを受け取った。そして、それを口に含んだ。
貴「……おいし」
麻「そう、よかったわね」
貴「私、日本に来ない方が良かったのかな」
麻「……それはさっきシュガーが言ってた昼間のことに関係あるのかしら？」
私はゆっくりと頷く。
貴「私、いちごちゃんがイジめられてるの見て何も言えなかった。ダメだって分かってるのに。」
私の目からは大粒の涙が溢れ出てきた。
ソ「A」
心配してくれてるシュガーとソルトは私の傍に寄り添う。
麻「A……。あなたは昔から正義感が強くてとってもかっこよかったわね。それで私がどれだけ救われたことか。」
シ「そう言えば、Aと麻里ってどうやって出会ったの？」
貴「……そう言えば言ったことなかったね」
私はゆっくりとゆっくりと昔話を始めた。
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藤りあ(プロフ) - シロップさん» どんなお話書くか決まってたら、メモとかに大まかなの書き出してみればいいと思います！例えばいちごと夢主ちゃんの間で揺れたりするなら『 キミだけをおもう』とか？？笑笑わたしもセンスないので難しいですけどね笑 (2018年7月21日 11時) (
レス) id: 4a0183be27 (このIDを非表示/違反報告)
シロップ(プロフ) - 藤りあさん» 夢色パティシエールの作品をはじめて書こうって考えていますが、なかなか題名が思い付かないです！ (2018年7月14日 8時) (レス) id: a9e4616003 (このIDを非表示/違反報告)
藤りあ(プロフ) - ソルトさん» 私は思いついたまま書いてます！ (2018年7月14日 7時) (レス) id: 4a0183be27 (このIDを非表示/違反報告)
藤りあ(プロフ) - シロップさん» なんの作品を書く予定ですか？ (2018年7月14日 7時) (レス) id: 4a0183be27 (このIDを非表示/違反報告)
シロップ(プロフ) - 藤りあさん» 作品の題名が思い付かないのですがいい題名はありますか？ (2018年7月11日 14時) (レス) id: a9e4616003 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：金平糖 x他1人 | 作成日時：2017年3月6日 16時
