シュークリーム2 ページ45
貴「シューが!!!!」
私はオーブンへ手を伸ばした。
樫「おいっ！佐倉危ないっ！」
私はオーブンまであと5mmという所で樫野に体と手を掴まれて転倒してしまった。
貴「いったぁー、」
樫「お前！オーブン触ってないだろうな！」
私が起き上がると樫野も起き上がり顔がめちゃくちゃ近くにあった。
貴「うっ！うん。樫野が止めてくれたから…」
樫「そ、そうか。よかった」
樫野は思い切り息を吐き安堵の表情を見せた。
樫「おい、天野!!」
い「え？」
いちごちゃんはもう既にオーブンを開けてしまっていた。案の定みるみるうちにシューは萎んでいってしまった。
い「あー！シューが!!」
樫「アホか！シューが焼き上がるまでオーブンを開けないって基本だろ！」
B女1(Bグループ女子の略)「あ〜らら、王子達のシューまで台無しだわ」
B女2「しかも、姫の手まで火傷するとこだったじゃない」
ル「そないな言い方ないやろ！」
B女1「ふんっ！」
いちごちゃんは懸命に頭を下げてた。
い「ごめんなさい、みんなのシューまで」
安「大丈夫、まだ時間はあるよ。」
花「もう1回、作り直そ？」
樫「そら、作り直すぞ」
い(みんな……)
い「私、材料持ってくるね！」
貴「薄力粉だけでいいかね〜。」
い「わかったーーー…」
いちごちゃんが前の材料があるところへ向かおうとした瞬間Bグループの1人が後ろに下がってきた。
あれは、佐山さん。
い「うわっ！！」
佐山さんといちごちゃんが接触し、いちごちゃんが思い切り転び調理台にあった材料は全て床やいちごちゃんに掛かってしまった。
貴「大丈夫！？」
い「うう……」
佐「いった〜い。」
ル「いちごちゃん！」
クラスのみんなはそれを見て笑う。
飴屋先生は騒ぎを聞きつけて駆けつけてきた。
飴「なんの騒ぎです！……天野さん、またあなたですか！」
い「はい、すみません。」
B女1「迷惑よね、天野さんって」
B女2「あんなんでよく聖マリーに来たわよね」
佐「ほんと！」
天野いちごは、ハッとした。
花「あっ……」
安「ーーー……」
樫「…………」
こんなの、酷いよ。せっかくBグループなのに人を陥れることしかできないの。中島さん、佐山さん、三原さん…
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藤りあ(プロフ) - シロップさん» どんなお話書くか決まってたら、メモとかに大まかなの書き出してみればいいと思います！例えばいちごと夢主ちゃんの間で揺れたりするなら『 キミだけをおもう』とか？？笑笑わたしもセンスないので難しいですけどね笑 (2018年7月21日 11時) (
レス) id: 4a0183be27 (このIDを非表示/違反報告)
シロップ(プロフ) - 藤りあさん» 夢色パティシエールの作品をはじめて書こうって考えていますが、なかなか題名が思い付かないです！ (2018年7月14日 8時) (レス) id: a9e4616003 (このIDを非表示/違反報告)
藤りあ(プロフ) - ソルトさん» 私は思いついたまま書いてます！ (2018年7月14日 7時) (レス) id: 4a0183be27 (このIDを非表示/違反報告)
藤りあ(プロフ) - シロップさん» なんの作品を書く予定ですか？ (2018年7月14日 7時) (レス) id: 4a0183be27 (このIDを非表示/違反報告)
シロップ(プロフ) - 藤りあさん» 作品の題名が思い付かないのですがいい題名はありますか？ (2018年7月11日 14時) (レス) id: a9e4616003 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：金平糖 x他1人 | 作成日時：2017年3月6日 16時
