初授業 2 ページ26
い「はぁ〜、私ってほんとダメダメだ〜」
ル「あんまり気にしぃひん方がええで。そないなひもあるって」
い「そうかな……」
貴「うんうん！それよりね……」
いちごちゃんは美術準備室の前で立ち止まった。
貴「いちごちゃん？」
い「ああ！ごめん！なに？」
ル「次の先生ね、なんと花房くんのお母さんやねん」
い「え、そうなんだ！」
4限目:華道
花母「皆さんはスイーツを作る時どんなことを考えていますか？」
い「作る人も楽しくて、食べる人も喜んでくれたらいいなーって！」
クラスは静まり返る。
い「あ」
花「ふっ……」
貴「いちごちゃんは間違ったこと言ってないよ！私もそう思うから！」
花母「そうですね、お花も同じです。あなた達が楽しく生ければ見る人たちも楽しんでくれるんですよ」
い(そっか……)
花母「だから、上手い下手にとらわれず、楽しく生けましょう」
クラス「はい！」
みんなはそれぞれ花を生け始めた。
花母「うん、ルミさんらしいわ。のびのびとしていて自由で。それでいて調和がとれてる」
ル「えへへ、どうも！」
花母「りえさんは生け花を習っているのよね？流石に上手ね」
り「ありがとうございます」
花母「でも、あんまり基本にとらわれないで。あなたらしさを出せるともっといい作品になるわ」
り「……はい」
花母「Aさんのは、うん。美しいわ。基礎を取り入れながらAさんらしさも出ているわ。プロ並みだわ」
貴「ありがとうございます！」
五月のお母さんは次にいちごちゃんの生け花を見た。
花母「まぁ……」
い「あ、あの……ダメですか？」
花母「ううん、凄く面白いわ。」
い「え！ホントに？」
花母「この花、イメージはもしかして…」
い「ケーキです！ケーキ作るの大好きだから、お花もケーキみたいに飾ったら素敵かなって思って！」
花母「あなたが楽しく作ったのがよく伝わってくるわ。とってもいい作品ですよ」
い「そうですか！」
いちごちゃんは嬉しそうに笑う。
り(なんで天野いちごなんかが？)
い「はー！やっと授業終わった〜!!午前授業ラッキー」
貴「じゃあサロン・ド・マリー行こっか」
い「うん！」
花「サロン・ド・マリーはね高等部の生徒会が運営してるんだよ」
安「中等部と高等部の中間地点に建てられてあるんだ」
い「へー！」
貴「ここがサロン・ド・マリー！」
い「へー！学園の敷地内にこんなとこがあったなんて」
五月と安堂が目の前のガラス戸を開けた。
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藤りあ(プロフ) - シロップさん» どんなお話書くか決まってたら、メモとかに大まかなの書き出してみればいいと思います！例えばいちごと夢主ちゃんの間で揺れたりするなら『 キミだけをおもう』とか？？笑笑わたしもセンスないので難しいですけどね笑 (2018年7月21日 11時) (
レス) id: 4a0183be27 (このIDを非表示/違反報告)
シロップ(プロフ) - 藤りあさん» 夢色パティシエールの作品をはじめて書こうって考えていますが、なかなか題名が思い付かないです！ (2018年7月14日 8時) (レス) id: a9e4616003 (このIDを非表示/違反報告)
藤りあ(プロフ) - ソルトさん» 私は思いついたまま書いてます！ (2018年7月14日 7時) (レス) id: 4a0183be27 (このIDを非表示/違反報告)
藤りあ(プロフ) - シロップさん» なんの作品を書く予定ですか？ (2018年7月14日 7時) (レス) id: 4a0183be27 (このIDを非表示/違反報告)
シロップ(プロフ) - 藤りあさん» 作品の題名が思い付かないのですがいい題名はありますか？ (2018年7月11日 14時) (レス) id: a9e4616003 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：金平糖 x他1人 | 作成日時：2017年3月6日 16時
