ラブがあふれて止まらない！？ (ページ35)

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京本side

自分でも大胆なことを言ったものだ。

お酒の力は怖い、それと同時に今だけはありがたみを感じる。

北斗「来ると思ってなかったから、ちょっと汚いけど…。」

『お、おじゃましまーす…。』

当たり前だけど…めっちゃ北斗の匂いだ。

大人っぽい部屋、なんか、ドキドキする。

北斗「とりあえず、風呂。入りな。」

『服、ない、、、』

北斗「貸す。」

ほら、と投げられた服は少しだけサイズが大きくて来てみたらダボダボだった。

なんか、悔しい…。けど、北斗の男の部分を感じてドキドキする。

あ、これ、いわゆる彼シャツだ。

そのあと続いて北斗も入って、いよいよ寝るだけになった。

…とうとう俺に番ができる。なんか、覚悟決まんねー…。

いや！俺も男だ！二言はない！

そう思って北斗の布団に入り少しだけ体を寄せた。

『…寝た？』

北斗「寝てない。」

『し、しないの？』

さっきあんなこと言ってきたし、ちょっと期待してたしで変なことを口走ってしまった。

北斗「…今日はしない。」

『へ…？』

北斗「あんなこと言ったけど、今日はさ、酒も入ってるし、ちゃんとしたときにしよう。」

確かにそうだけど…。俺、覚悟決めたのに！

『そ、そうかよ。』

北斗「ただ、近くにいるって感じたいかな。」

そういって俺のほうに向きなおりさっきより強く抱きしめてきた。

『ラット…、ならないの？』

北斗「薬飲んだ。」

『…過剰摂取。』

北斗「うるさい。京本は？ヒート、大丈夫？」

『大丈夫に決まってる。』

もしなっても、もういいから。