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京本side
店に入ってしばらく飲み続けていた。もうひたすら。
『だーから！何で俺がこんな風になってんの！？』
高地「わかる！何で俺らがナーバスになんなきゃいけないんだよ！！」
樹「もう、意味わかんないし…笑」
高地と俺が熱く語ってるときに携帯をちらちら見る樹。
語ってんだからこっちみろよ！聞けよ！
『おら樹！！携帯いじってんじゃねーぞ！！』
樹「うわ！やめてやめてきょも！」
取り上げようとすると焦ってスマホを直し始めた。
『なに？女？俺らというものがいながらさあ！』
高地「違う！それは違う！」
違うってのもおかしいだろ。てか、眠くなってきた…。
樹「あ。きょもがもうおねむだ。…解散するかー。」
え、もう？あ、迎えどうしよう…。
タクシー呼ばなきゃと思いつつも眠くて体動かない。
高地「タクシー呼んだからもーちょっと飲んでおこーぜー！」
その10分後、迎えが来たと俺を立たせてから店の出口まで送っていく。
『みんなで乗るんじゃないの…？えー違うのー？高地ー！！！』
樹「はい、送ってくれる方来ましたよー。」
“送ってくれる方”？何言ってんだ？
項垂れていた頭を何とか起こしてみると、
北斗「…迎えに来た。帰ろう。」
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作者名：こめつぶ | 作成日時：2023年1月9日 1時
