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起こしに来ただけなのに。 ページ37

制服を着替え終えてまだ少し時間はある。

獪岳は善逸を起こそうとしない。

仕方ない。行くか…


何も無い自分の部屋を出て2階へ行く

少しだけめんどくさいな、なんて思って

善逸の部屋を開けた

『善逸〜遅刻するよ』

「んー」っと枕を抱えて寝返った

こいつ…


近くに行って体を揺する

『善逸、善逸!遅刻するぞ!』

何回か体を揺すったら目が開いた

「ん、あれ…目の前に…Aがいる…」

『何言ってんの?ほら早く起きなきゃ』

「夢…かな、えへへ、夢ならいいや」

こいつは相当寝ぼけてるみたいで

半目を開けた状態で私の肩に手を伸ばした

「A…〜」

「ちょ、何考えてんの!夢じゃない!現実!」

善逸の力は強くてついそっち側につられる。

善逸の顔が横にある、そして耳元で囁いた

「好きだよ…」

『え…』

善逸ぼそっとそう言った

聞き慣れてるはずのその言葉はどこか違う

男の子に言われてるから?

『ちょ、まって…』

さらにグイッとされてベットの中へ入ってしまった


流石にやばいよ付き合ってもないのに

やばいと思いつつも顔は真っ赤で

善逸の顔ばかり見てしまう

寝ぼけてる善逸は

「ねぇ、ちゅーしよっか?」

そんな寝言を発した

頭おかしいの過去いつなんて思ってたら

唇に生暖かい感触が重なってきた

『ん…!?』

「炭治郎になんて負けないから…」

唇が離れた時そう言った

そしてまたこいつは寝やがった

なに、炭治郎って

それってどーいうこと?

善逸を起こしに来ただけなのに、こんなことされるなんて思ってもなかった

グルグルとかき乱された心の中、渦をまいて

パンクしそうになった。

『意味わかんない…』

炭治郎との待ち合わせはもう少し

多分きっと今あったら変だと思われる…

ギュッと制服の胸の方を掴み

顔を赤くした。


こいつと一緒にいたらおかしくなる。

優しい炭治郎と→←朝早く



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ねね - 炭治郎が始め男かと思ってたとこが面白かったフフッwww面白かったです!!(^○^) (2021年1月30日 9時) (レス) id: 1efb73ea53 (このIDを非表示/違反報告)
リサ(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです!更新頑張ってください! (2020年5月8日 20時) (レス) id: bb331808a9 (このIDを非表示/違反報告)
麗美(プロフ) - 占い師(嘘)さん» 農家なので忙しいですが、頑張ります!!!ありがとうございます!! (2020年5月4日 21時) (レス) id: 9dd24d539f (このIDを非表示/違反報告)
占い師(嘘)(プロフ) - 面白かったです!更新頑張って下さいね! (2020年5月2日 19時) (レス) id: 119272a3a2 (このIDを非表示/違反報告)
麗美(プロフ) - 絵宙(えそら)さん» 大丈夫ですよ。コメントありがとうございます。心配させてしまい申し訳ないです (2020年4月23日 0時) (レス) id: 9dd24d539f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:麗美 | 作成日時:2019年12月30日 11時

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