この学園には女子にモテる女子がいるとか。

兄貴 ページ25

カチカチと時計の回る音が部屋を響かせた

保冷剤が溶けてきたからそろそろ返そう

「善逸、溶けてるから冷凍庫」

「んー？」っと間抜けずらで近づいてきて善逸に保冷剤を渡した

善逸が冷蔵庫をしまおうとしたら

ガラガラっと玄関が開く音がする

ピタッと善逸が動きを止めた

「おいカス。また女連れ込んでんのかよ。」

カス？なんて言葉遣いの悪い人なんだろ

足音がこちらに近づいてきてここに現れたのは黒髪の男の人だった

「おいカス、返事くらいしろや」

「誰？」

「兄貴だよ。」

「あー。始めまして月華Aです。今日からここでお世話になります」

「お前…」そう言って私の顔を覗き込んできた

「な、なんですか」

「お前小学の時の、」

小学の時？こんな人見覚えないてかなんで小学のときの私を知ってんの？

「何？なんの話？」

「あ〜お前は知らないか。この女はな！」

やめろ。

「な、何？」

善逸の兄貴と言うやつは首に変なものをつけていた。

これ見覚えある…


《お前強いんだってな。ここから消えろよ目障りだ》

あ〜なんか思い出したかも

「お前弱いんだから威勢のいいこと言うの辞めれば？」

「あぁ"？昔の俺とはちげーんだよ」

「…(何なんだよこの二人。)」

バチバチと二人の間に火の粉が飛び散る

波乱の予感しかしないと思った善逸であった…。


Aの生活はどうなるのでしょうか…。


つづく、！

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