この学園には女子にモテる女子がいるとか。

同じクラスでした ページ3

足には自信があった。周りの女子には負けたことないし、中等部のときそんな私と肩をならべたのはカナヲだった。


『足、早いんだな』

「…」


そのときは無口で表情を一切変えない子だったけど、なんとか姉のしのぶ先輩と通じて話せるようになったっけ。

ｶﾞﾗｯー…

そして今日、急いできたわけだが。いつも笑っていて私のもとに来てくれていたカナヲが今日休みだ。



『あれ？カナヲは？』

隣の席の子に話しをかけた

「休みだって理由はわかんないけど…そうだ、Aちゃん！昨日言ってたカフェいかない？」

そう言われたが…この子と話した記憶がないんだよなぁ
そう。いろんなこと毎日話すもんだから覚えていない。(女子のみ)

そんなことよりカナヲの見舞いにいかなきゃ。

『ごめん、今日は用事g…』


ｶﾞﾗｯー！

教室に入ってきたのは風紀委員の我妻善逸だった

何でこの教室に入ってきたんだ？、あれ？


みんなが騒いでる気配もないし答えは一つしかない。


同じクラスなんだー‥‥


目と目が合ってしまった

「あー！！」

教室に入りすぐ女の子と話してたあいつはこっちに気づいてそう叫んだ


何でいるの！？と、言いたげだった

でもそんなのこっちの台詞でもあって、、


『あー！ってなんだよ！てかお前同じクラスなのかー！？』


クラスにいた人らは「えー！？」っと声が合わさった。

そう。私たちは３ヶ月くらいお互いの存在に気づいていなかった。

そんなことあるか？

普段男子と話さないし全然、、

カナヲ助けてくれ。

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