守りたい ページ19
しのぶ先輩に止められて顔をうかがってみるもののすごく怒こった表情をしていた
いつも笑顔で可憐な先輩が怒ってるらしい。俺達が足っていたからだろうか
「我妻君は風紀委員ですよね?ルールは守ってくれないと困ります」
「ご、ごめんなさい。」
すごい怒ってる…
「しのぶ先輩、怒ってます?」
そんなのみたらわかるだろおおお!
「えぇ、怒ってますよ。あの子から一切連絡がないんですから」
「走ったことに怒ってたんじゃないの!?」
「えぇ、違いますよ」
「なんだ…」なんて安心してる暇なんてなかった
すぐに炭治郎も「俺も何です!」なんて言うもんだから、二人の言うあの子がわからなくて話しについて行けなかった。
「実は昨日!」
炭治郎は昨日の出来事を淡々に話し始め、隣で聞いていた俺もゾッとするような話だった
あの子が、Aが、俺の好きな子が虐待を受けてるなんて話
聞いただけで腹が立つ
「そんな事だろうと思ってました。とりあえず私は先生にそのことを話します。炭治郎君は…」
「俺は…!」
「炭治郎…早く行こう」
「善逸…?」
「早く行かないと何かあってからじゃ遅いだろ!」
「わかった。行こう」
俺があの子を好きになったのは門を閉めようとしてギリギリできた時
「男…?」
整った顔は中性的な顔で髪は長くて後ろに縛ってた
ピアスの事とかで言うつもりは無かったけど何か話すきっかけが欲しかった。
あぁ…なんて綺麗な子なんだろうって思ったんだ。他の子とは違う何かを感じた
他のこと違う何かがその裏がこれだったなんて…
俺は不器用だからさあんなやり方でしか伝えられなかったけど
俺マジなんだ
真正面に生きてる君がその真っ直ぐな瞳が周りから慕われる君が俺はとてつもなく好きなんだ。
俺もあんなふうになりたい。
「善逸こっちだ!」
炭治郎の指示でどんどん家に近づいて行く
正直怖い。今でも逃げ出したい
でも守りたいんだ…
無我夢中で走っていたら家についたみたいだ
「ここが…」
その家はボロボロで重い雰囲気が漂っていた。
炭治郎が拳をギュッと握りしめて「行こう…」と言った
その顔は俺もこんな顔をしているのだろうかって感じさせるくらい
恐がっていた。
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ねね - 炭治郎が始め男かと思ってたとこが面白かったフフッwww面白かったです!!(^○^) (2021年1月30日 9時) (レス) id: 1efb73ea53 (このIDを非表示/違反報告)
リサ(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです!更新頑張ってください! (2020年5月8日 20時) (レス) id: bb331808a9 (このIDを非表示/違反報告)
麗美(プロフ) - 占い師(嘘)さん» 農家なので忙しいですが、頑張ります!!!ありがとうございます!! (2020年5月4日 21時) (レス) id: 9dd24d539f (このIDを非表示/違反報告)
占い師(嘘)(プロフ) - 面白かったです!更新頑張って下さいね! (2020年5月2日 19時) (レス) id: 119272a3a2 (このIDを非表示/違反報告)
麗美(プロフ) - 絵宙(えそら)さん» 大丈夫ですよ。コメントありがとうございます。心配させてしまい申し訳ないです (2020年4月23日 0時) (レス) id: 9dd24d539f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:麗美 | 作成日時:2019年12月30日 11時