【ヒロアカ】失敗作？上等や！！ (ページ5)

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#失敗作ページ5

足から橙色の炎を出して、合図と共に思いきり地面を蹴った。焦凍は氷で物凄いスピードで走り出した。

せやけど、これはうちの勝ちやな。

「3秒08！」

「すげぇな」

『おおきに！あのメガネくんには勝てんかったけど』

それから、握力・立ち幅跳び・反復横跳びをやって、爆豪くんがすごい記録を叩き出したボール投げになった。

「俺たちは余裕だな」

『余裕って程でもないけど･･･まぁ、でも最下位はないやろな。』

最下位の人かわいそうやけど。うちが言い出したことやけんね、ちょっと責任感じるわ。

今のところで個性を出してない緑の髪の男の子を見る。記録は平凡。このままではほんまに最下位になってまうよ？

緑くんが一回目を投げる。その瞬間右手が光り始めた。やっと個性使うんやね！！！！と、期待大で緑くんを見つめるが、

「46m」

『･･･え？？』

「な･･･今確かに使おうって･･･」と、呟く緑くん。うちも絶対使うて思うた。やのに、なぜか個性が発動せぇへんかった。

「"個性"を消した。つくづくあの入試は･･･合理性に欠くよ。おまえのような奴も入学できてしまう。」

「消した･･･！！あのゴーグル･･･そうか･･････！

抹消ヒーローイレイザーヘッド！！！」

な、な･････････

『なんやってぇぇえ！！！？？イレイザーヘッド！！？？？？

･･････って誰やねん』

「「「知らんのかい！！！」」」

･･････ほんま仲ええね、みんな(2回目)

『焦凍、イレイザーヘッドって知っとる？』

「･･･名前なら聞いたことある」

『ふーん』

よー考えたら、うちオールマイトしか知らんかも･･････あれ、これってヒーロー志望としてやばいやろか？？？

なんて考えていたら、緑くんが2回目を投げていた。どうするんやろな。

「SMASH！！！」

『えっ』

爆豪くん並の威力で、ボールが吹っ飛ぶ。端末に浮かぶ705.3mという文字･･････どうやら爆豪くん以上みたいや。