天才と馬鹿は紙一重? ページ9
(だるい)
私は、一番普通そうな顔に傷がある人の後ろに隠れて泣く。
ちなみに、この人にした理由は、あとの三人がヤバそうだったから。
一人目はボサ髪の見た目で分かる暴君で、
二人目は髪がサラサラで火薬の匂いがする人で、
三人目は不運そうなオーラを背負った人。
「おっ!泣く時はデカい声で泣く方がいいぞ!」
暴君が後ろに回って話しかけて来た。
「泣いてはイカンだろ!…真城だったな?
大丈夫だ。コイツ老け顔の割に優しいぞ?」
「仙蔵!俺の事貶してんのか!!」
サラストに向かって老け顔が怒った。
「そうだよ?このお兄さんは優しいからね?
あ、そうだ!コーちゃん見せてあげようか?」
「んな事したら余計にビビるだろうが!」
不運に向かって熱そうな男が怒った。
やっぱ、面倒くさいな。泣いとこ。
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「余計に泣かせてどうする…ホラ、飴玉だ…」
『!?……あ、ありがとうございます…』
この人にして置いて良かった。
それに、飴玉を貰えるなんて計算してなかった。
本当に良かった。
この人のくれた飴はイチゴ飴。
甘ったるくなく、さっぱりしてて凄く美味しい
「美味いか…?」
そう言って傷跡さんは私の頭を撫でる。
やっぱ、この人で良かったぁ〜
てか、あの二人めっちゃショック受けてんじゃん
何?この学園の人、メンタル激弱なの?
ま、いっか。
泣き止んだ事にして、さっさと一年の教室行こ。
『ヒック…あ、ありがとうございました…
学園長の元へ行くのでっ…失礼します…』
そう泣きながら言い。六人を避けてヘムヘムと
一年生の教室に向かうため走る。
「おっおい!待て!」
誰かに止められたけど、嫌だから走る。
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「僕達…嫌われちゃったかな…?」
「まっ、正確には長次以外だな!アハハ!」
残された六年生の一部は、肩を落としながら授業に戻って行った。
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「おっ、来たな真城。コッチだ。」
ヘムヘムと一緒に廊下をあるいていると、
手を振りながら顔を出す土井先生が見えてきた。
先生の近くに寄ろうとすると、先生が顔を出していた教室らしき場所から、男の子が大量に出てきた。
「こんにちは!私、猪名寺 乱太郎!」
「俺、摂津のきり丸!よろしくな!」
「僕は、福富 しんベヱだよ!よろしくね!」
男の子達は一気に話しかけるので、
三人の声以外はほとんど聞こえなかった。
その状態を教室から出てきた大川さんが止める。
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ユリリン - わかりました。気長に待つことにします。無理せず書いてください。続き楽しみに待っています。 (2019年11月17日 9時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
焼きもろこし(プロフ) - ユリリンさん» お話がいっぱいになり、続編を作ろうかな?と思ったのでタイトルも変えちゃいました!(●´▽`●)__続編のためにお話を少し書き進めたいので更新が遅れると思います、ごめんなさい!(--;)急ぎで書きますので、気長にお待ちいただけると幸いです\( 'ω')/ (2019年11月16日 15時) (レス) id: 64f6e97c25 (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - タイトル変えたんですね。更新楽しみに待っています。続きがんばって書いてください。 (2019年11月16日 14時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 更新されたんですね。待ってました!焼きもろこしさんの思う通りに書いてください。私のリクエストはスランプや困ったときに使ってください。また案が浮かんだらリクエストしてもいいですか? (2019年11月11日 9時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
焼きもろこし(プロフ) - ユリリンさん» やっと更新が出来ました!(●´▽`●)……ですが、せっかく頂いた案で書けませんでした…ごめんなさい!(;A;)/少し書く内容が浮かんできたので、別の話で改めて使わせて頂きます!(´∀`)/いつもありがとうございます! (2019年11月9日 22時) (レス) id: 64f6e97c25 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:焼きもろこし | 作成日時:2019年6月29日 7時