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食堂 ページ7

(うめぇ)



私は、焼き飯を頼んで土井先生と一緒に机に座る

パラっとして少し出汁の効いた焼き飯はとても上手い。食べる度に口角が自然と上がってしまう。



「…そんなに美味いか?お弁当つけてるぞ?」


先生は笑いながら自分の口元に指を当てる。
普段なら恥ずかしいけど、チビだからいいや。



『はい!美味しいです!…あ、そういえば…』


「ん?どうかしたのか?」


『聞きたい事があるんですけど、いいですか?』


「ああ、構わないが?」


私は、ここまで来て一番聞きたかった事を聞いてみる


『どうして私は忍術学園なんですか?
くのいち教室は?』


「あぁ…普通だったらそうなんだがな…
学園長がどうしても此方に入れたいと言って…」


土井先生は苦笑いしながら答えてくれた。

私は、さっき聞けなかった学年の事や
土井先生の担当しているクラスの事を聞いて
焼き飯を食べ終えた。
土井先生は授業の支度があるらしく、私に、
部屋に待機するように言うと行ってしまった。








私は、先程教えられた部屋に戻ろうと廊下を歩く


部屋に戻ったら少しゆっくりしよう。


そんなことを思っていたら、角からいきなり出てきた人にぶつかってしまった。
忍者として気づけなかった自分が辛い。
ぶつかった人に謝ろうと顔を上げると、
薔薇とキラキラを背負っているように見える、
面倒なタイプそうな人だった。その隣には、
何も気にしなさそうなふわふわした人もいた。



『あ、あの…ぶつかってしまってごっ…』


「おぉっ!?お前が新しく来た真城か!!」


私が謝ろうとした瞬間に、話を止められた。
そして、よく分からない話を始められた。



「さて!何も知らないお前に優しく教えよう!
いいか?私はこの学園一の前輪使いであり…」


「ねぇ、君はどこから来たの?」


薔薇さんが話をし始めた所でぶった切ったのは、
さっきまでいなかった金髪のお兄さんだった。
さっき隣にいたふわふわさんは知らない間に
どこかに消えていた。
仕方ねぇ。いきなりで申し訳ないけど、
このお兄さんに頼ろう。


『ふ、ふぇっ…ふぇん…』

「へっ!?……どうしたの?」


私は適当に嘘泣きをした。
それが衝撃だったのか、薔薇さんはショック?
を受けていた。


「なっ、なぜ泣くんだ!?どうしたんだ!?」


薔薇さんはオロオロし始めてしまった。
それに比べて、金髪さんは少し驚いたものの、

『大丈夫、怖くないよ?』

と笑って言ってくれた。

部屋→←挨拶



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ユリリン - わかりました。気長に待つことにします。無理せず書いてください。続き楽しみに待っています。 (2019年11月17日 9時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
焼きもろこし(プロフ) - ユリリンさん» お話がいっぱいになり、続編を作ろうかな?と思ったのでタイトルも変えちゃいました!(●´▽`●)__続編のためにお話を少し書き進めたいので更新が遅れると思います、ごめんなさい!(--;)急ぎで書きますので、気長にお待ちいただけると幸いです\( 'ω')/ (2019年11月16日 15時) (レス) id: 64f6e97c25 (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - タイトル変えたんですね。更新楽しみに待っています。続きがんばって書いてください。 (2019年11月16日 14時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 更新されたんですね。待ってました!焼きもろこしさんの思う通りに書いてください。私のリクエストはスランプや困ったときに使ってください。また案が浮かんだらリクエストしてもいいですか? (2019年11月11日 9時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
焼きもろこし(プロフ) - ユリリンさん» やっと更新が出来ました!(●´▽`●)……ですが、せっかく頂いた案で書けませんでした…ごめんなさい!(;A;)/少し書く内容が浮かんできたので、別の話で改めて使わせて頂きます!(´∀`)/いつもありがとうございます! (2019年11月9日 22時) (レス) id: 64f6e97c25 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:焼きもろこし | 作成日時:2019年6月29日 7時

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