家族 (ページ11)

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「ごめんね。騒がしくって
みんなの前じゃ嫌かもってね

私たち家族はAちゃんを歓迎してるの
もし合わなかったら断ってくれてもいいからね
敬樹から今まで遭ってきたことは聞いたわ
うちにはおじさんとおばさんしかいないから抱え込むことも…｣

『私、嬉しいです。
気づいたらお母さんとお父さんが離婚して父に引き取られて毎日のように嫌なことをされて思いやってくれる人なんか誰一人いなくて…敬樹さんのお母さんにそう言って貰えて本当に嬉しいです…
良かったら…養子にしてください。』

食いつくように敬樹さんのお母さんのことばをかぶせて、私は養子になると言ったらお母さんは手を口元に当てて涙ぐんで抱き締められた。

「お母さんって呼んでね！」

『お、お母さん…苦しいよ』

気づいたら私の枯れた頬に暖かい涙が流れ
小さく誰にも聞こえない声で

″有難う″と呟いた

・

こんばんは。作者ですほんと全く更新しないのにまた掛け持ち始めました

2回目の恋は素敵でした。

この作品は私が実際にあった話を元にしてすこし妄想など詰め込んだお話です！

定期テストが終われば更新頻度少しは高くなると思いますのでそれまでお待ちください～！