近所の金城。２

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会場入りするとほのちゃんの口が悪くなった

｢同担斜め後ろにいるやばい死んだ｣

『ご民周りにいないんだけどもしかして嫌われてる説でてる？』

｢その説おもしろww確かに居ないなぁ…
ファンサ貰いまくりじゃない？｣

なんて話しながらスタンディングの方に歩いていった

スタッフさんに誘導され1番からどうぞと言われか入ってみたらポッカーンと口が空いた

『まって…敬樹が言った通りど真ん中じゃん…』

｢ドセン強いなぁ〜！！ねぇ…良かったらでいいんだけど今度から2人で連番しない？
ほら彼女同士って言うのもあるけど昨日からの縁でさ…だから…｣

『連番…いいよ！わたしほのとたくさんライブ行きたい！』

私がそう言うと同時に抱きしめられた
耳元でありがとう。ずっとひとりで参戦してて寂しかったから嬉しい！と言ってくれて私も嬉しくなった


｢始まるの…楽しみだなぁ｣

『あと数十分で始まるね…あぁ心臓痛い』

ペンラの準備とスマホの電源を切ったら会場が暗くなってまた黄色い歓声に包まれた。

緊張感で自分の心臓の音がうるさかったけど
始まったらXYZの世界観に入ってそんなの気にしなかった。

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