近所の金城。

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あの日から遅刻しないで学校に行ってついに大阪行く1日前になった。

『お母さん。私明日さ…』

｢敬樹くんに聞いてるわよ！！帰ってきたら感想とか色々聞かせてね。
忘れ物しないように荷物まとめてきなさい
スーツケースは屋根裏にあるからそれ取ってきなさいな｣

『ありがとう！！！！！マッマすき！！らぶ！！！』

早足で階段をのぼり赤色のスーツケースを持って3日分の衣服などを入れた
小さなカバンに最低限の物をいれて敬樹くんに明日の集合時間を確認をしてベッドに入った


・



ヘアメイクセットして服に着替えたら集合時間の5分前になった

『もう家出ようかな』

お母さんを起こさないように静かに家を出た
左を見ると敬樹くんがいた

｢おはよ｣

『おはよう〜』

｢お前はどんな格好でも可愛ええな｣

普段なかなか言われない言葉を言われて顔が熱くなった

｢ほーらいくよ？｣

『え、手…』

｢繋がないの？｣

繋ぐ！！と勢いよく敬樹くんの腕にしがみつきながら
恋人繋ぎをした。

手大きいな…

｢手と身長ほんとちっちゃいな｣

『うるさい。168と147の差考えてみてよ…21だよ？』

｢俺捕まんない…？｣

『さぁ…？』


わきゃわきゃ話しながら最寄りの電車に乗った

電車の中では2人で手遊びゲームをしたり、関係者が持つカードを貰ったからこれで楽屋出入り出来るらしい

あんまり行きたくないから敬樹くんに会う時以外寄らないかな。



｢これからメンバーと合流やけど大丈夫？｣

『少し酔っただけ…』

｢乗ったら俺の肩貸すから寝てええよ｣

『ありがとう…』

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