*STORY57 ページ22
*STORY57
A「っすみません。なんでもないので…これ、秋山さんからの書類です。じゃあ失礼します」
私は無理やり書類を渡して帰ろうとした。
でも、後ろを向いた時伏見さんに腕を掴まれてしまった。
A「離してください」
伏見「おい…」
A「離してください!ほっといてください!」
伏見「ほっとけないだろ!」
A「………っ!なんなんですか(ボソッ」
A「私に構わなくていいんですよ、その方が伏見さんも楽でしょう?こんな時に優しくしないでください!また、1人が辛くなってしまう…。愛華さんと仲良くなったなら、愛華さんと一緒にいればいいじゃないですか!」
伏見さんの顔が見れない、顔が上げれない
考えがまとまらない
違う、違うの、私はこんな言い方をしたいんじゃない
こんな、伏見さんを責めるような言い方をしたいんじゃなくて……
伏見「…………」
A「………っ」
このまま顔をあげたら、どんな顔をしているのだろうか
冷たい目で見られているのだろうか
何も言わない伏見さんが怖い…
怖い、怖いっ、怖いっ…!
私はここから逃げ出したくて伏見さんに掴まれていた手を振り払って走った。
でも走ろうとした途端、全身の力が自分の意思とは関係なく抜けて、その場に倒れこむことしかできなかった。
どんどん体が重く感じる。
気づけば呼吸も荒くなっていた。
意識が遠のいていく時、伏見さんが私の名前を呼ぶような声が聞こえた気がした……
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Erina天月LOVE(プロフ) - 完結おめでとうございます!!あの質問なんですが、キスってどうなったんですか? (2015年10月5日 7時) (レス) id: a812f7d33b (このIDを非表示/違反報告)
麗華-LEIKA-(プロフ) - お疲れ様でした! (2015年5月13日 22時) (レス) id: 2a21db4c0a (このIDを非表示/違反報告)
ゆったりん - 最後までドキドキしながら読ませていただきました♪ピ○シブの方もぜひぜひ読ませていただきます!本当に完結おめでとうございます(^o^)これからも頑張ってください!長文失礼しましたm(__)m (2015年5月11日 17時) (レス) id: b3098089f9 (このIDを非表示/違反報告)
猿美(プロフ) - 完結おめでとうございますo(^▽^)o 最後まで、ドキドキいっぱいでした〜 (2015年5月9日 1時) (レス) id: e5339bfef1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆったりん - とても面白かったです!これからも頑張ってくださいっ!更新楽しみにしています♪ (2015年2月14日 23時) (レス) id: b3098089f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぷーか | 作成日時:2014年10月19日 0時