一目惚れされた【すとぷり】【莉犬くん】

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莉犬くんside
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「…Aに似合ってるよ」

俺が良く着てる苺柄のパーカー。
それをAに着させたけど、やっぱりだぼだぼ。
だぼだぼしてて可愛いが過ぎる。


にやけてるのバレないように少し素っ気なく返事しちゃったかも。ごめんね。

なんて声には出せないけれど。



家のドアの前に着いたとき、今日はAにプレゼントがあるって言うとAは目を輝かせた。

喜んでくれるかなぁ。
昨日夜遅くまで作ってたから実は寝不足なんだよね。


ドアを開けると、そこにいたのは、



「莉犬、おかえ…り？」

家に来るのは明日と約束したはずの

「さとちゃん、なんでいるの」

さとみくんだった。



Aはさとちゃんがいると分かるとすぐ俺の後ろに隠れた。


「いや明日の放送のこと話したいなって思って来たんだけど。莉犬、その女の子は？」

さとちゃんはできるだけAを怖がらせないように笑顔を作ってるけど、もうAめちゃめちゃ怖がってるよ？俺の背中にくっついて震えてるもん。


「あーー、説明するからとりあえず上がらせてくれない？」

わかった。とだけ呟いてそのままリビングに直行してくれた。


「ごめんねA、もしさとちゃんに何か言われても俺が守るから。一緒に来てくれる？」

いつかはメンバーに話さなきゃと思っていた。
まぁ先にバレてしまったけど。


小さく頷くAの震えている手を握ってリビングまで連れて行く。



俺の隣に座るAにホットミルクを差し出すさとちゃん。

ここ俺の家なんですけど。
それにホットミルク出してあげるのも俺がしたかったし。



「それで莉犬。その女の子は誰？」


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読んでくれている皆様、アンケートのご協力ありがとうございました！
最終アンケートの結果、莉犬くんの恋のライバルは、さとみくんにさせて頂きます！
色々不備があると思いますが温かく見守ってください…o┐ﾍﾟｺﾘ

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