42 ページ44
『あーあ!怖かったー!20でもあんなことされr』
Aは思わず、言葉が止まった。健が抱きしめたからだ。健は、Aをあやすかのように、優しく背中を撫でながら言った。
健「無理しなくていいから。無理して笑わなくてもいいんだよ。」
健のストレートな言葉に、Aは思わず涙が溢れた。バケツをひっくり返したかのように涙が出て止まらなかった。健はその間、何も言わずにひたすらAを抱きしめて背中をさすった。
.
『ありがと…………もう大丈夫。…………………………そろそろ離して?』
Aが言いずらそうに言うと、健からはまさかの答えが返ってきた。
健「……………Aは嫌なの?」
こういうときの呼び捨ては、本当にずるい。Aはそんなことを思いながら健くんに言った。
『………………嫌じゃないよ?』
健「じゃあまだ俺がだめ。」
そう言って、健はさらにぎゅっと抱きしめた。Aは、まだ理由が明確ではなかったがどこか胸がドキドキした気がした。
『………………うん。』
Aは、そんな健のことを抱きしめ返した。
61人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みさき(プロフ) - ヒナさん» そう言っていただいて、とても嬉しいです!なるべく頻繁に更新しようと思うので、これからもよろしくお願いします! (2018年9月29日 17時) (レス) id: 5ea3fdb7da (このIDを非表示/違反報告)
ヒナ - めっちゃおもしろいですね!早く更新して欲しいです! (2018年9月28日 15時) (レス) id: d5541f386d (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - 優さん» こちらこそごめんなさい。注意書きと誤字修正しようと思います。 (2018年9月25日 18時) (レス) id: 5ea3fdb7da (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - 優さん» とが多かったですね。 (2018年9月25日 18時) (レス) id: 5ea3fdb7da (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - 優さん» 間違えました。誤字多くて本当ごめんなさい (2018年9月25日 18時) (レス) id: 5ea3fdb7da (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:美早紀 x他1人 | 作成日時:2018年7月31日 22時