No.8 ページ8
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「....あっ」
しまった...マジカルペンをサバナクロー寮の私の部屋に忘れてきた...ペンがないと魔法も使えないし授業受けれない。
先輩に言うと心配かけそうなので
一人でこっそり鏡の間へ行く。
「っ...大丈夫。」
自分に言い聞かせても緊張感は抜けない。
やっぱり無理だと振り返った時、そこにはラギー先輩がいた...私のマジカルペンをひらひら振りながら。
ラギー「俺らの寮に何の用っすか？忘れ物...とか？」
ニヤリと笑うラギー先輩の目は笑ってない。
「ぺ、ペン...か..返してください」
ラギー「...なんで。なんで転寮したんすか？やっぱりレオナさんの言葉が原因っすか？...はっお嬢様って意外と弱いんすね、ガッカリっす」
その時、プツンと音をたてて私の中の何かが弾け飛んだ。
なんで？なんでってこっちの台詞よ。
追い出したのはあんたでしょ...良い加減にしなさいよ。
「っ...なんなの。あんたに関係ないでしょ...
お嬢様お嬢様って...うるさいのよ！！私の気持ちなんて分かろうともしない癖に！」
ラギー「っ！！え...ちょっと泣かないで...」
気がつけば大粒の涙がまぶたからぼろぼろと溢れていった。
「もういい...ラギー先輩なんか大っ嫌い！！もう二度と顔なんて見たくないバーカ！」
大声で怒鳴ると全速力でその場から離れて
ハーツラビュルの寮へ戻った。
ーーーーーー
「...っん....ううぅ....」
リドル「....少しは落ち着いたか？」
「はい....すみません」
あの後トレイ先輩に捕まり、
トレイ先輩が入れてくれた紅茶とタルトを頬張りながら何が起こったのかを一から話した。
環境の変化にストレスも大分溜まっていたから急に涙が溢れたのだろう。
トレイ「...なぁ、Aちゃん。帰りたくなかったらここに居てもいいからな？」
リドル「あぁ、僕らは大歓迎だよ」
「...ありがと、うございます」
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スナッチ - 推しを教えてくれてありがとうございます。 リドル寮長のあのツンデレっぽい感じが素敵です。 (2020年4月4日 9時) (
レス) id: 9c5bac3c4f (このIDを非表示/違反報告)
鬼柄(プロフ) - スナッチさん» 推しですか？やっぱりリドル寮長ですね...！でもラギー君もいいですよね！ (2020年4月3日 1時) (レス) id: 0c6475c1a3 (このIDを非表示/違反報告)
スナッチ - 小説と関係ない質問何ですが、推しを教えてほしいです！ 要らない情報かもしれませんけど、私の推しは『ラガー・ブッチ』です。 (2020年4月2日 18時) (レス) id: 9c5bac3c4f (このIDを非表示/違反報告)
鬼柄(プロフ) - 桃さん» コメントありがとうございます！面白いなんて言ってくれてありがとう！これからも頑張ります♪(´ε｀ ) (2020年3月28日 23時) (レス) id: 1cfe7c1f4c (このIDを非表示/違反報告)
桃 - コメント失礼します(≧▽≦)すごく面白いです魅力的な作品だと思いました。更新頑張って下さい(*´ω｀)応援してます！ (2020年3月28日 20時) (レス) id: 4db1c97773 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たんしお | 作成日時：2020年3月27日 21時
