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「カルボぉ！元気かぁ？」
「元気ですよ……シャオロン先輩、そろそろお水飲んだほうが良いですね」
先程から同じ質問を繰り返してくるシャオロンさんだったが、そろそろ危ないかもしれない。店員さんに水を頼んで、シャオロンさんを介抱する。
「カルボさん大丈夫ですか？」
ショッピさんが気を利かせて話しかけてくれた。そう言うショッピさんもコネシマさんたちの面倒を見ていた。……結構手荒ではあるが。
「ショッピ先輩も大変そうですね……」
「クソ先輩はこのまま寝るからたちが悪いんですよ……」
ショッピさんの殺意も当の本人は気持ちよく寝ているため届かなかった。それにまたイライラしているショッピさんに、もはや苦笑いしかできなかった。……お可哀そうに。
「……疲れませんか、ソレ」
「？……何のことですか？」
先程までの顔とは打って変わって、真顔になるショッピさん。一体何を指しているのか分からなくて聞きかえすと、ショッピさんは小さく「無自覚か」と呟いた。
「ずっと笑ってるじゃないですか。……通話越しでも分かるくらい、表情の変化がないんですよ」
「…………」
声が出なかったのは、驚きからか、はたまた図星だったからか。
「簡単に口にすると安っぽく感じますけど……俺達はもう仲間ですから。その頬とか……プライベートのことは言いたくないなら深くは聞きませんけど、俺達のことは信用してください。そんな笑顔作られるとこっちも悲しいっすよ」
――妹が生まれてからずっとお兄ちゃんとして生きていた。その前だって誰かに甘えられる環境でもなくて、強くなるしかなかった。それが歪んだのは妹がﾀﾋんだあの日からだと思う。
「……」
気が付いたら頬がぬれていた。ショッピさんは優しく頭を撫でてくれて、それでまた涙が込み上げてきた。どれだけ強くなろうと努力しても、所詮まだ子供なのだと実感させられた。
「――あ！ショッピくんがカルボ泣かしとる！」
先程まで向こうでガヤガヤと話していたロボロさんが叫んだ。その声に寝ている人たちを除いた全員がこちらを向いた。
「え、？いや、ちゃいますやん！」
あたふたとするショッピさん。しかし撫でる手は止めずにいてくれた。泣き続ける僕のせいで濡れ衣を着せられるショッピさんを不憫に思いながらも、僕はただ笑って見ていた。
「笑ってないで泣き止んでくださいよ……！」
「あははっ……すみませんｗ」
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眠井さん - みっくす13。さん» みっくす13。さんおはこんばんにちは！ありがとうございます！とても励みになります！失踪しないように気を付けたいと思います…(笑) (2020年5月19日 8時) (
レス) id: e5ab6b52a6 (このIDを非表示/違反報告)
みっくす13。 - (ｷｷｰｰｰｯｯ！！)おはこんばんにちは！みっくす13。と言う者です！この小説、面白いです！ゆっくりで良いのでこのまま続けてくれると幸いです！では、以上!(ﾌﾞﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛ…) (2020年5月19日 1時) (レス) id: ebaa9545e3 (このIDを非表示/違反報告)
眠井さん - くずをさん» ありがとうございます！自分の妄想を形にしているだけではありますが、皆様に評価されるような小説を書いていけるよう努力します！更新頑張ります！ (2020年2月29日 22時) (レス) id: 2b50fcc9a8 (このIDを非表示/違反報告)
くずを - 好きです！もっと評価されるべき！次の更新待ってます！ (2020年2月29日 11時) (レス) id: f3d3ee67c0 (このIDを非表示/違反報告)
眠井さん - チョコレートさん» ありがとうございます！！なるべく早く更新できるように頑張ります！！ (2020年2月19日 16時) (レス) id: 2b50fcc9a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：眠井さん | 作成日時：2020年1月25日 0時
