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episode20 ページ22

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今日はひゅがくんとの約束の日


約束の時間に間に合うように用意を終わらせれば
インスタのメンションを見ながら過ごしていた




通知音とともにメッセージが届く




ひゅがくんついたよー

Aすぐ降りる!




急いで下に降りれば目の前に止まっている見覚えのある車
窓越しに彼と目が合えばお互い手を振り合い車に乗り込む




『 おまたせ! ごめんね急に 』


「 予定無かったしいいよ笑
  んで、どこ行きたいの? 」




ナビを操作しながら聞かれる




『 実はね、 』




私は今回あったことを話した



自宅を特定され、
たまたま電話をかけてきたやまとくんが助けてくれた事 。
彼の家にしばらく居候させてもらったこと、
今彼の隣の部屋に住んで居ること


助けてくれた彼にお礼がしたいが何を上げていいかわからず連絡したことも伝えた



自宅の住所がおなじだった事から薄々勘づいては居たと言う彼に驚きを隠せないでいる




「 てか 、 困ってんなら俺も頼れよな 、 」

『 巻き込む訳には行かないでしょ』

「 友達じゃん 」

『 ありがとう 』




そんな照れくさい友情物語みたいな会話をしながら
" やまとだったらー… " とナビを操作し車を走らせる彼



暫く走った後、着いた際は表参道。



近くの駐車場に車を停め2人で歩く





「 なんでも喜ぶだろうけど、あえて言うならサングラスとかキーケースとかじゃね? 」

『 なるほど 、』




適当にぶらぶらと歩いていれば聞き馴染みのあるブランド店を見つけ中に入る



あれだこれだと悩みながら彼と共に商品を見ている

普段なかなか決めきれずにいる買い物も彼は即決力があるのかすぐにきまる




『 こっちとこっちだったらどっちがいいかな 』

「 んー … こっち 」

『 ありがとう買ってくる! 』



プレゼント包装してもらえば ショッパーを手に彼の元へと戻る



『 おまたせ 、 ありがとう付き合ってくれて 』

「 全然いいよ 、 つか飯くわね?腹減ったー 」

『 わかる ! いつものとこ行く?? 』

「 そーしよ 」




車に乗り込みご飯屋さんに向かう




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作者名:ちょこちゃん | 作成日時:2023年9月22日 1時

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